コーヒーに、ブラックとブレンドとあって、アメリカンがなくて、カフェラテはあって、もう
なんのことやら、目がちかちか。
拍車をかけて、レジを司るマスクをした女の店員さんは「早く注文を聴きたいよ!」という落ち着きのない感じで、花粉症かな?ってよぎって消えて
私は、ブ、、ブラックってブラックコーヒーのことですよね、、なんか深煎りとかそういうのじゃなくて、ただあの、え?コーヒーの中でも選りすぐりのコーヒー?ってこと、、
「ブラック、、のエムを」
なんかブラック、、って言ってみたら歯切れが悪くて、もう少し後ろに言葉が足らない気がして
ふいにエム、、とMサイズと付け足してしまって、よく分からない「ちょっと多い」金額を、その瞬間に私は追加発注してしまって、はい。
「ガトーショコラも」
喫煙席はやだな~と、過去の私を瞬時に浮かべ、瞬時に消して、店員さんが品々を出してくれるのを
待っていたら、
マスクウーマン「ブラック?!」と
私にか自分にか、誰に言ってるのかわからない疑問系でいきなり喋って
びびります。
「は、、はい」
なんで私が恐縮です!ってな感じだい?
そしてマスクウーマンの襲撃は続き
「エム??!」
、、、、、、、、、、、。笑
え?なにですか?
はい。エムですし、ブラックです。
私は思う。客と店員の関係で言ったら、店員がその店を熟知していると客は思うのであって、そんな
中、刃のような語尾をともなって、聞き返されたら、そら焦る!間違えましたか?ってな気分。
敬語に、翻訳していただいていいですか?と言いたいぐらいだ。
ぜひ、こっちが不安になるから、せめて「~ですか?」か「~でよろしかったでしょうか」という具合に言ってほしいよ、ねぇ。

マスクウーマンは、本意も笑顔もマスクの下に隠して、私の心の中は
ニューヨークのカフェで英語のようなものを放った時に自分に返品されてくる「あってる、、?」
という疑心暗鬼の山。

席は禁煙。

スマイル0円に続き、頼んでもいない不安感、タダでっせ!
喫茶店美。