前回の続きです。

 

8:30に病院について、終わったのが11:30。

この日は仕事を半年で休んでいたので

出勤までにはまだ時間がある。


長居できる場所へと思い

近くのマックへ行きました。

 

神経が図太いのか何なのか、こんな時でも

食べ物は食べれるものなのですね(笑)

 

そのあと、いけないと思いながらも、

ネット検索。

 

「妊娠 卵巣 腫れてる」

 

「妊娠 卵巣 腫瘍」

 

「妊娠 卵巣 エコー写真」

 

「妊娠中 卵巣がん」

 

ありとあらゆる検索ワードを入力し、

わかったこと。

 

 

・妊娠初期の卵巣の腫れはよくあること。

・それはホルモンバランスの影響で週数と共に小さくなること。

・なので、たいていは様子を見ること。

・卵巣が腫れて何かが溜まることを卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)ということ。

・卵巣嚢腫にはものすごい種類があり見た目では良性・悪性の区別がつかないこと。

・卵巣嚢腫の8割は良性だということ。

・妊娠中に卵巣がんが発見される確率はのは3%ほどであること。

・溜まるものは液体・髪の毛・爪などがあること。

・妊娠中でも6cm以上大きくなると手術をする場合もあること。

・悪性の可能性がある場合は即手術、細胞を検査し診断を確定すること。

・妊娠中の卵巣嚢腫の手術はよくあること。

・胎児に影響がない時期に行うが、流産のリスクは否定できないこと。

・良性の卵巣嚢腫の特徴は柔らかくエコー写真などでは黒く写るということ。

・悪性の卵巣嚢腫の特徴は壁が厚くガタガタしており乳頭状であるということ。

 

 

調べて出てくるサイトを

手当たり次第に見たので、

うろ覚えの部分が多々あります!


同じような状況の方は上記のことを

うのみにしないでくださいね!


 上から順に見て行って、初めは

「なんだ~心配しなくても大丈夫そうだ」

なんて少し安心していたのですが。

 

最後の一文。

・悪性の卵巣嚢腫の特徴は壁が厚くガタガタしており乳頭状であるということ。

 

この言葉と同時に良性の卵巣嚢腫と

悪性の卵巣嚢腫の比較エコー写真が

添付してありました。

 


悪性のエコー写真、

わたしのと激似やないかい!!!


 いや、本当はこんなに陽気ではなく(笑)

その時は心臓が痛くなる思いでした。


こちらその時見た比較画像。

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そしてこれが私のエコー画像。

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 ああ、これダメなやつだ。

だから先生も様子見じゃなくて、

すぐMRIだって言ったんだ。


だから赤ちゃんあきらめるなんて

ひどいこと言うんだ、、。

 


どうしよう。彼に、旦那に、なんて言おう。

ああ、お母さんや他の親族にもだ。

これ知ったら、なんていうかな。

悲しむかな。悲しむよね。

やっぱり言わない方がいいかな。

心配するよね。

あんなに楽しみにしてくれてたもんね。

悲しむ顔、見たくないな。

やっぱりまだ言わなければよかったな。

え、ていうか赤ちゃん産めないの?

こんなに元気に育ってるのに?

殺さなくちゃいけないの?

え、無理無理無理。

なんで?

普通に何事もなく産めると思ってた。

なんで?

罰があたったのかな。

体に悪いことたくさんしてきたもんな。

悪いこともしてきたもんな。

人に優しくしなかったからかな、、。

 

いろんなことが浮かんでは消えて、

消えては浮かんで。


涙が、止まらない。



 と、そこに母からのメール。

なんというバッドタイミング!!!!

 

たわいもない母からのメールに、

返す言葉もなく。


一人で耐えきれないこの不安を、

誰かに聞いてほしくて。

 

お店を出て、電話をしました。


先生から言われたこと、

今は検査を待つしかないこと、

私も向こうもパニックで

上手く言葉にできなかったけれど

伝えました。


 

「もしも、万が一、、そういう風になってしまったら、、今回は」

 

泣いていました。ふたりとも。


母がこれから言わんとすることは、

わかっていました。

 

「あきらめようね、、。あなたの身体が一番大事だからね。」

 


私がお腹の子を想うのと同じように。


長い年月をかけて育ててきた分

きっとそれよりも強く、

母は子である私を想っていました。

 

私がつらく悲しい思いをしていることを

誰よりも悲しんでいたと思います。




同じ女としても。