2月3日(金)、節分。
歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」夜の部に行って来ました。

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ここ数年、節分の豆まきが昼の部で行われることが多かった歌舞伎座ですが、今年は夜の部で、勘九郎さんの息子さんたちが桃太郎をやる……ということは、きっと夜の部で豆まきをやるはず!
と予想して、節分の日の夜の部のチケットを取っておいたのでした。

結果は……

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予想的中でした!(笑)

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フレックスタイムを使って仕事を早上がりし、歌舞伎座へ。

今月は昼の部の終演が午後3時50分ごろと遅いせいか、4時10分ごろ歌舞伎座の前に着いたら、ちょうど夜の部が開場されたところでした。

入場の人でごった返す中、ふと、お隣の着物姿の女性を見ると、何と、ブログつながりのお友達Kさん!
久々にお目にかかれて、嬉しゅうございました~!

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夜の部の最初の演目が「門出二人桃太郎」。
勘九郎さんの長男・七緒八くん(5歳)が三代目中村勘太郎を、次男・哲之くん(3歳)が二代目中村長三郎を名乗り、初舞台を踏んでいます。

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初舞台の祝い幕には、二つの桃が貼り絵のようにかわいくあしらわれていました。

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時蔵さんのお婆さん、芝翫さんのお爺さん、染五郎さん・松緑さん・菊之助さんの犬・猿・雉、菊五郎さんの神主、魁春さんの巫女、梅玉さん・雀右衛門さんの庄屋夫婦など、大勢の人が登場し、劇中でお祝いの口上が述べられました。

二人の桃太郎、とってもカワイイです!
二人とも、大きな声でハキハキと台詞を言っていました。

七緒八くんは、お兄ちゃんらしく、弟の哲之くんのほうを時折見て気にかけてあげていた様子でした。
優しいお兄ちゃんですね!
哲之くんもお兄ちゃんを頼りにしている感じで、仲の良さそうな兄弟だなと思いました。

二人とも、見得をきる形がすごくキマっていました!
七緒八くんは、六方もしっかり踏んでいました。
哲之くんも、小さな体でのびのびと見得をきっていて、すごくカワイかったです。

1月の新橋演舞場での二代目市川右近ちゃんといい、この二人といい、行く末が頼もしいですね!

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「門出二人桃太郎」終演後、豆まきが行われました。
二人の桃太郎も豆まきに参加し、豆の入った袋を一生懸命投げていました。

1階席の通路には鬼さん(の拵えをした役者さんたち)も登場し、豆を撒かれて逃げていました(笑)。

通路で係員のおねえさんが豆を撒いてくださっていたのでキャッチできるかなと思ったのですが、前の列あたりまでしか届かず、ゲットできないまま豆撒きが終了。

でも豆撒きの雰囲気を楽しめたし、カワイイ桃太郎が見られたので満足満足……と思いながら、幕間にKさんに会うため3階に行ったら、何と、3階のカウンターに豆が置かれていて、係員のおねえさんが「どうぞご自由にお持ちください」とのこと!

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おかげで、豆をゲットすることができました~。

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カワイイ桃太郎を見られて、お友達にも会えて、豆もゲットできて、いい節分でした!

こいつぁ春から縁起がいいわぇ~。