6月5日(日)。
歌舞伎座「六月大歌舞伎」第3部「道行初音旅(吉野山)」と「川連法眼館(四の切)」を幕見して来ました。
こないだ観たばっかなのに……(笑)。

会社の人たちと幕見に行く予定なので、いつ頃から並べば立ち見にならずに済みそうか下調べしておかないと……と思い、幕見の列の様子を見に行ったんです。

で、私が着いた時にはまだ立ち見になっていなかったので、そのまま並んで幕見券を買っちゃったんですよね(笑)。
ミイラ取りがミイラになった感じですね(笑)。

◆◇◆◇◆

「吉野山」は、3日に観た時と比べて、染五郎さんの静御前に格調が出た感じだったのが良かったです。

猿之助さんの忠信は、うーん……。
きっちりしてはいたけれど、観ていて疲れる踊りでした(笑)。

猿之助さんの忠信を観ていて、やっぱり菊五郎さんは偉大だなあ……と思いました(笑)。
お年を召して体は動きにくくなっても、やっぱり「年の功」だわ……と思いました。

猿弥さんの逸見藤太は、ちょっと今日はやり過ぎ感が漂ってた感じが……(笑)。
力が入り過ぎていた感じで、観ていてイマイチ楽しくなかったというか……。
猿弥さんらしくないなと思ったのですが、まあ、そういう日もあるってことで(笑)。

◆◇◆◇◆

続く「四の切」も、全体的に力み過ぎた感じの芝居になっていて、観ていて疲れました……。

特に前半がツライ……。

佐藤忠信は、初日同様やっぱり力が入り過ぎてる感じだし、門之助さんの義経も、時々ヘンなところで力が入る感じ……。
加えて、声も足音もウルサ過ぎる亀井六郎とか出て来て、もうカンベンしてって感じでした(笑)。

後半の源九郎狐も、初日のほうが良かった感じ……。
力が入り過ぎてるのか、遠目に観ていてもカワイく見えなかった(笑)。

義経が「孝心の厚きにめで、これを汝に得さするぞや」と言って鼓を渡すところも、門之助さんの台詞にまったく情緒を感じられなくて、気持ちが冷めてしまって……。

梅玉さんの義経だと、あの台詞のところで涙が出て来るのになあ……。

というわけで、やっぱり、菊五郎さんと梅玉さんは偉大だなと思いながら観ていました(笑)。
やっぱり、まだまだ若いモノには任せられないってことですかね(笑)。

菊五郎さんが「四の切」の忠信をやるのは体力的にもうキビシイかもしれませんが、梅玉さんの義経はずっと続けられそうですし。

義経は、いっそ梅玉さんの専売特許にしちゃえばいいのに……って思います(笑)。
やっぱり、梅玉さんの義経は格が違う。

◆◇◆◇◆

正直、今日はちょっと、「四の切」の途中で出ちゃおうかなと思ったくらいなのですが、そういう時に限って奥のほうに座ってしまっているという……(笑)。
もし今日立ち見になっていたら、たぶん途中で帰っちゃってたと思います……。

全体的に、もうちょっとカドの取れた芝居になるといいのにな……。

もうちょっと経ってみんな疲れて来た頃になったら、ちょっと良くなるのかな……(笑)。

◆◇◆◇◆

幕見券を買った後、集合時間までだいぶあったので、歌舞伎座近くにできた日本茶カフェに行きました。

玉露を注文してみたのですが、残念ながら、私の好きな八女(やめ)の玉露とは全然違う味わいでした……。

八女産の玉露は、まろやかで深い甘みがあるのですが、今日飲んだ玉露(八女産ではない)は、カドがあって苦味を感じてしまったというか……。

やっぱり玉露は八女産に限ると思いました。

芝居といい、お茶といい、今日はそういう日だったのかもしれません(笑)。

イメージ 1