熊本地震の被災地を、連日、多くのボランティアの方々が訪れておられます。

そういったボランティアの方々に、車やテントで寝泊まりできるスペースを提供するキャンプ場「崇城大学ボランティアビレッジ」が、昨日5月3日(火・祝)にオープンしました。

崇城大学の卒業生の方が立ち上げた「一般社団法人チーム熊本」が運営し、崇城大学が場所を提供しています。

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↑崇城大学ボランティアビレッジの看板。ボランティア団体の方々の手作りです。

ボランティアビレッジの立ち上げにあたって、弊社は、ホームページ作成や運営の仕組みづくりで協力しています。

オープンまでの間は、主に現地で復興支援にあたっている社員が活動していましたが、オープン初日からの連休期間中は人手も必要になることが予想されるため、ボランティアとして参加できる社員が募集されました。

私はちょうど福岡県内の実家に帰省中だったので、ぜひお手伝いしたいと思ったのですが、今日4日に帰京することになっていたため、参加できるのは初日のみ。
それでも迷惑でなければ……と申し出てみたところ、「皆さんのスケジュール優先で、稼働可能な範囲内で参加していただければ大丈夫ですので」とのことだったので、実家から日帰りでお手伝いに行ってきました。

早朝に家を出て、朝8時過ぎに現地に到着。

弊社スタッフやボランティア団体のスタッフが集まった後、12時のオープンまでに手分けしてさまざまな準備を行いました。

キャンプ場といっても大学の土地の中なので、近隣には民家がたくさんあります。
近隣の方に多少なりともご迷惑をかける可能性があるので、オープン前に挨拶回りをしたのですが、逆に「ありがとう、頑張ってね」と温かい声をかけていただき、ありがたいことでした。

挨拶回りを終えると、チェックイン手続きのフローについてスタッフ間で打ち合わせをしたり、必要なものを準備したりして、12時のオープンに備えました。

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準備も整い、無事にオープン……と思いきや、アクシデントが発生。

ボランティア団体の方が支援物資の一時保管用に設営していたテントが、折からの強風に煽られて倒れてしまったのです!

風雨の中、ボランティア団体の方、一般のボランティアの方、弊社スタッフが力を合わせて、テントの片付けや支援物資の保護を行いました。

オープン初日からあいにくの天気でしたが、夕方には雨も上がり、風も止んで、晴れ間が広がりました。
宿泊者の方々も次々にチェックインしてくださいました。

熊本県民テレビの方も取材に来てくださり、現場の様子を生中継してくださいました。

チェックインの受付は午後8時までですが、受付スタッフは複数名いたので、私は少し早めに引き上げて実家に戻り、受付業務のマニュアルを作成しました。
今後は、弊社スタッフではなくボランティア団体の方が中心となって受付業務を行っていくことになるため、誰でもすぐに受付業務ができるようにするためです。

マニュアルの作成が済み、弊社スタッフあてに送信して、午後10時半ごろ私の作業は終了。

長いようであっという間の一日でしたが、少しでも現地の皆さんのお役に立てたのであれば嬉しいです。

崇城大学ボランティアビレッジは、10月まで運営される予定です。
熊本駅から2駅、駅から徒歩約5分と、アクセスも便利なところですので、被災地を訪れるボランティアの方々の活動拠点としてご活用いただければ幸いです。

▼崇城大学ボランティアビレッジ(10月頃までオープン)
http://team-kumamoto.com/village/
※崇城大学は、ボランティアビレッジの運営には関わっていませんので、崇城大学へのお問い合わせはご遠慮ください。

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実家から熊本への移動の際には、4月27日に全線で運転を再開した九州新幹線を利用しました。

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↑九州新幹線「つばめ」号

新幹線の熊本駅には、くまモンが。

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改札付近にあるショッピングモールの入口には、「がんばるばい!熊本」のメッセージが掲げられていました。

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