團菊祭昼の部を観た後、歌舞伎座タワー内ギャラリーで開催中の「歌舞伎にタッチ!」展に行ってみました。
5月4日から始まったこの展示は、歌舞伎の大道具や小道具を間近で見て、触れて楽しめる企画です。
写真撮影もOKなので、さまざまな道具とともに記念撮影が楽しめますよ!
◆◇◆◇◆
会場に入って最初に目に入るのは、馬!
「実盛物語」の実盛や、「陣門・組打」の熊谷が使っている、立派な黒毛の馬です。
実際の舞台では、中に人が二人入って動かしますが、展示ではさすがにそうはいかないので(笑)、程よい高さの台の上に据え付けられています。
横に階段があるので、そこから上がって馬に乗れるようになっています!
女性の方は、長めのスカートかパンツスタイルでお出ましになるとよいかもしれませんね。
私はちょうど、長めのミモレ丈スカートをはいていたので乗ってみようと思ったのですが、白のスカートでしかも下ろしたてだったので、汚れるとイヤだなと思って(笑)今回は乗りませんでした。
期間中にもう一度行って、次こそは乗るぞー!
◆◇◆◇◆
舞台で使われている馬を、こんなに間近で見られる機会は、貴重ですよね!
たてがみや顔、耳も精巧に作られています。
顔をナデナデしてみましたが、意外に手触りが柔らかでした。
馬具も、細部まで丁寧に作られていて、本格的です。
◆◇◆◇◆
「陣門・組打」で遠見の子役が使う「ほにほろ」も展示されていました。
(これには触ることができません)
「仮名手本忠臣蔵」の五段目に登場するアノ猪も展示されています。
(こちらも触ることはできません)
◆◇◆◇◆
「差し金」の蝶々も展示されていて、実際に手に持って動かせるようになっています!
この蝶々、間近で見たのは初めてですが、胴の部分が結構リアルに作られていますね……。
◆◇◆◇◆
船も展示されていて、実際に乗れるようになっています。
(お履物を脱いでお上がりください)
船の背景には、波の書き割りがあるのですが、「絵の具に注意!」の注意書きが出ていました。
きっと、この展示のために、オープン前日に大道具さんが描いてくれたばかりなのではないかと……。
波頭が一つ一つ丁寧に描かれていますので、ぜひ近くでご覧になってみてください!
(絵の具にはご注意を……笑)
◆◇◆◇◆
会場内には、「菅原伝授手習鑑」の「寺子屋」の大道具・小道具が設えられていて、屋台に上がって楽しめるようになっています。
(お履物を脱いでお上がりください)
◆◇◆◇◆
「藤娘」で使われる藤の花枝や、「白浪五人男」で使われる傘も、実際に手に取って楽しめるようになっています。
歌舞伎座建て替え前の「さよなら公演」で上演された、豪華配役による「白浪五人男」の映像も流れていますので、そちらもあわせてお楽しみください!
◆◇◆◇◆
「助六由縁江戸桜」の揚巻の衣装や高下駄、かつらも展示されています。
揚巻の拵えは、女形の役の中でいちばん重いそうで、衣装・かつら・下駄を合わせると、何と33.5kgなのだとか!
個々の衣装の重量や仕様を解説したパネルも展示されていて、興味深く読みました。
それにしても、あれだけの重さの衣装やかつらを着けて軽々と動かなくてはいけないのですから、歌舞伎役者さんは本当に大変ですね。
歌舞伎では、女性の役も男性が演じますが、たしかに、チカラがないとあれだけの重さには耐えられないかもしれないなあ……と思いました。
まあ、男性でもチカラが弱い人はいるかもしれませんし、女性でも屈強な人はいるかもしれませんが(笑)。
◆◇◆◇◆
歌舞伎の道具や衣装を間近で見たり、実際に体験したりできる「歌舞伎にタッチ!」展。
大人も子どもも楽しめる企画だと思いますので、ゴールデンウィークにご家族連れで訪れてみてもよいかもしれませんね!
ちなみに、道具とともに記念撮影したい時は、係員のおねえさんがシャッターを押してくださるようなので、お一人様でも楽しめると思います(笑)。
私も、次に行った時は、馬に乗って写真撮ってもらお(笑)。
◆◇◆◇◆
時節柄、日傘をお持ちの方も多いと思いますが、展示されている道具の保護のため、傘をお持ちの方には入口で傘袋が渡されます。
大事な道具に傷をつけないように、皆様ご協力をお願いします!
m(_ _)m
出口のところに傘袋を置く場所がありますので、お帰りの際は忘れずに返してあげてください。
単価高そうな傘袋なので(笑)。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/2c/aa/j/o0640048014473013358.jpg?caw=800)
5月4日から始まったこの展示は、歌舞伎の大道具や小道具を間近で見て、触れて楽しめる企画です。
写真撮影もOKなので、さまざまな道具とともに記念撮影が楽しめますよ!
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会場に入って最初に目に入るのは、馬!
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/63/0b/j/o0480064014473013369.jpg?caw=800)
「実盛物語」の実盛や、「陣門・組打」の熊谷が使っている、立派な黒毛の馬です。
実際の舞台では、中に人が二人入って動かしますが、展示ではさすがにそうはいかないので(笑)、程よい高さの台の上に据え付けられています。
横に階段があるので、そこから上がって馬に乗れるようになっています!
女性の方は、長めのスカートかパンツスタイルでお出ましになるとよいかもしれませんね。
私はちょうど、長めのミモレ丈スカートをはいていたので乗ってみようと思ったのですが、白のスカートでしかも下ろしたてだったので、汚れるとイヤだなと思って(笑)今回は乗りませんでした。
期間中にもう一度行って、次こそは乗るぞー!
◆◇◆◇◆
舞台で使われている馬を、こんなに間近で見られる機会は、貴重ですよね!
たてがみや顔、耳も精巧に作られています。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/eb/41/j/o0480064014473013381.jpg?caw=800)
顔をナデナデしてみましたが、意外に手触りが柔らかでした。
馬具も、細部まで丁寧に作られていて、本格的です。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/0b/7d/j/o0480064014473013385.jpg?caw=800)
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「陣門・組打」で遠見の子役が使う「ほにほろ」も展示されていました。
(これには触ることができません)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/2c/1f/j/o0480064014473013396.jpg?caw=800)
「仮名手本忠臣蔵」の五段目に登場するアノ猪も展示されています。
(こちらも触ることはできません)
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/04/76/j/o0480064014473013408.jpg?caw=800)
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「差し金」の蝶々も展示されていて、実際に手に持って動かせるようになっています!
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/77/9c/j/o0480064014473013419.jpg?caw=800)
この蝶々、間近で見たのは初めてですが、胴の部分が結構リアルに作られていますね……。
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船も展示されていて、実際に乗れるようになっています。
(お履物を脱いでお上がりください)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/58/51/j/o0640048014473013427.jpg?caw=800)
船の背景には、波の書き割りがあるのですが、「絵の具に注意!」の注意書きが出ていました。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/18/a7/j/o0480064014473013434.jpg?caw=800)
きっと、この展示のために、オープン前日に大道具さんが描いてくれたばかりなのではないかと……。
波頭が一つ一つ丁寧に描かれていますので、ぜひ近くでご覧になってみてください!
(絵の具にはご注意を……笑)
◆◇◆◇◆
会場内には、「菅原伝授手習鑑」の「寺子屋」の大道具・小道具が設えられていて、屋台に上がって楽しめるようになっています。
(お履物を脱いでお上がりください)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/ca/d4/j/o0640048014473013441.jpg?caw=800)
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「藤娘」で使われる藤の花枝や、「白浪五人男」で使われる傘も、実際に手に取って楽しめるようになっています。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/d0/ec/j/o0480064014473013449.jpg?caw=800)
歌舞伎座建て替え前の「さよなら公演」で上演された、豪華配役による「白浪五人男」の映像も流れていますので、そちらもあわせてお楽しみください!
◆◇◆◇◆
「助六由縁江戸桜」の揚巻の衣装や高下駄、かつらも展示されています。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/88/ba/j/o0480064014473013463.jpg?caw=800)
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/93/08/j/o0480064014473013468.jpg?caw=800)
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/20/anpanna0218/62/0b/j/o0480064014473013475.jpg?caw=800)
揚巻の拵えは、女形の役の中でいちばん重いそうで、衣装・かつら・下駄を合わせると、何と33.5kgなのだとか!
個々の衣装の重量や仕様を解説したパネルも展示されていて、興味深く読みました。
それにしても、あれだけの重さの衣装やかつらを着けて軽々と動かなくてはいけないのですから、歌舞伎役者さんは本当に大変ですね。
歌舞伎では、女性の役も男性が演じますが、たしかに、チカラがないとあれだけの重さには耐えられないかもしれないなあ……と思いました。
まあ、男性でもチカラが弱い人はいるかもしれませんし、女性でも屈強な人はいるかもしれませんが(笑)。
◆◇◆◇◆
歌舞伎の道具や衣装を間近で見たり、実際に体験したりできる「歌舞伎にタッチ!」展。
大人も子どもも楽しめる企画だと思いますので、ゴールデンウィークにご家族連れで訪れてみてもよいかもしれませんね!
ちなみに、道具とともに記念撮影したい時は、係員のおねえさんがシャッターを押してくださるようなので、お一人様でも楽しめると思います(笑)。
私も、次に行った時は、馬に乗って写真撮ってもらお(笑)。
◆◇◆◇◆
時節柄、日傘をお持ちの方も多いと思いますが、展示されている道具の保護のため、傘をお持ちの方には入口で傘袋が渡されます。
大事な道具に傷をつけないように、皆様ご協力をお願いします!
m(_ _)m
出口のところに傘袋を置く場所がありますので、お帰りの際は忘れずに返してあげてください。
単価高そうな傘袋なので(笑)。