2月6日

個展を成功裏に終えてほっとした(というか意気揚々な)母・・・


昼食にアイスクリームを食べたせい(本人の弁)で、昼過ぎ、

ひどい胸焼けに襲われ苦しみ可哀想でした。


薬を追加でのませて貰いようやく治まった夕方、

「エントランスに置いてあるファイルを読みたいから、

連れていって~!」とのこと。


車いすで、エントランスホール(ここがまた素晴らしい処なんです!!)に行くと、ファイルを熱心に読み出しました。

元々、読書が大好きな母。図書館の本を年間何百冊

(すみません、母の自慢話は上の空で聞き流すので、


忘れちゃいました・・・笑)も 読む母ですので、

メガネもなしに何冊か読んでいたのですが、特にその中の1ページを

「これよこれ、自習しとかなくっちゃね・・・。

ここに入った最初の日に勉強しとかなくちゃいけないのに、怠っていたわ」と・・・

超熟読して学んでいました。



そのページ、在宅ホスピス医さんが書かれたものようです。

(著作権があるかも知れず、本当はいけないかもしれませんが、勝手に転記します。ごめんなさい!!)、






ご家族の方へ(「死」前後の患者さんの状態とその対処法)


ここには、患者さんの死の前後に見られる身体の変化をあらかじめ知り理解するためにお役に立つと思われる事象が書いてあります。これらの変化は全てが見られるわけでは無く、又、必ずしも書いてある順序通りに起きるわけでも有りません。大切なのはほとんどの変化が死に至る自然の経過であり、ご本人にとっても苦痛なことではないということです。



<死が切迫した時の徴候>

1. 疲労と傾眠傾向が強くなり、寝ていることが多くなる。但し話し声は聞こえている。

2. 食欲が更に低下し、飲食の量が減る。下肢が腫れることがある。

3. 時間や場所についての混乱が見られ、時には、親しい人もわからなくなる。

4. 時には不穏状態になり、奇妙な動きをしたり、大声を上げたりする。

5. 嘔吐・吐血・下血・便や尿の失禁などが見られる。

6. 唇は乾燥し、粘調な分泌物が口中に溜まって、呼吸時ゴロゴロと音がする。

7. 手足が冷たくなり皮膚は蒼白でまだらになる。身体の下になった部分は赤紫色になることもある。出血傾向が出てくる。

8. 39度前後の熱発が見られる。(解熱剤はあまり効かず、クーリングが必要となる。)

9. 尿量が減少し、時には全くでなくなる。

10. 呼吸は不規則になり、15秒くらい止まったり、鼾様になることもある。下顎が動く。

<実際に死が訪れた時の徴候>

1.呼吸の完全な停止

2.心臓の動きが止まり、脈拍が触れなくなる。頚動脈の脈拍も見えなくなる。

3.揺り動かしても、大声で叫んでも全く反応が無い。

4.眼球は固定されて動かない。瞼は閉じていることも開いていることも有る。

5.尿又は便の失禁が見られることが有る。

6.手足は先のほうから徐々に暗紫色に変わっていく。