1週間くらい前、娘1の爪が根元から7ミリくらいのところで、爪の幅の半分くらいまでヒビが入っていました。

今日、娘3がその爪にひっかかり、さらに爪が裂けました。カゼ

にじむ血、痛みにもだえる娘1……。驚きあせりながら、手当ての仕方をネットで検索したら

「外科に行くと残りの爪をはがしてもらえますよ」

という情報をゲット。早速、近所の外科を予約して受診しました。病院についたときの娘1の爪はこんなかんじ。

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「いたいかな……」と不安そうな娘1。

「大丈夫だよ。医学は進歩しているんだし、歯医者だってわたしが子どもの時と違ってぜんぜん痛くないし。きっと痛くないようにして、うまく治療してくれるよ」
と励ましました。。

そこにお医者様が現れました。症状を説明すると
「ああ、なるほど、ここですね……」
と爪に顔を近づけました。

と思うと、目にも留まらぬ早業でピンセットを取り出し、爪をつまんで

ビリ!


ええ!

とわたしの脳内。見れば、娘1はベッドで身をよじり、顔を真っ赤にして泣いています。治療って、これっすか? 医学の進歩は?????

わたしまで、体がカーっと熱くなり、頭に血が上るのが分かります。わたしまで涙が出てきました。

「だましうちして申し訳ありません。でも、これはこうするのが一番なんですよ。言うと怖くて逃げちゃうでしょう」
と先生、さらり。

そして、グリグリと消毒されたあとは、市販の絆創膏を貼っておしまい。
「明日には皮膚が硬くなって、痛みもなくなりますよ」
と見送られました。

驚きのあまり、とっさに抗議の言葉が出なかったのですが、せめて親には言おうよ! とあとから怒りがこみ上げてきました。

こういう医者は、よほど患者をバカだと思っているんでしょうか。一刻争う治療だったわけでもありません。ベストと判断したからって勝手にやっていいことにはなりません。「インフォームド・コンセント」はどこへいったんでしょう。

爪ぐらいって、思わないでくださいよ。割れたほうにとっちゃ、一大事です。

看護士さんたちは
「ごめんなさいね。病院を嫌いにならないでくださいね」
とおっしゃっていましたが、そんならあんな方法はやめるべき。娘1は外科がすっかり嫌いになってしまいました。もちろん、わたしも! もう絶対、あの病院の外科には二度と行きません!!!プンプン