ちょっと前の話になりますが、坂東真理子さんの講演を聴きました。
演題は「品格ある生き方のための家庭経済学」。子どもにお金についてどう教えるか、親としてどのようにお金をつかうべきか、といったテーマで1時間ほど話されました。
講演の時のメモ・・・というかラクガキ
その中で一番印象に残った言葉がこちら。
「『下流』『中流』というのは、収入の方の少ない・多いではありません。自分の軸や信念がなく、『みんながそうだから』という理由で流されるのが『下流』の人たちです」
ここのところ、人と意見が異なることがあり、凹みがちだった私を励ましてくれる言葉でした。
時を同じくして読んだ本でも、同様の生き方・考え方に触れました。
『節約の王道』(
林望著・日経新聞出版社)
私は東京に住んでいるときに、リンボウ先生の講演を聴いて以来、尊敬しています。
この本でも独自の節約哲学を紹介しています。
「常識」とか「慣例」などにそぐわないことも多いのですが、それを自覚しながら貫くところが素適です。
節約方法については、「しょせんお金持ち」という気もしますが(お金の単位が私とは一桁違う・・・)、「みえや付き合いで時間とお金の無駄遣いをしない」という姿勢を見習いたいところです。
節約の王道 (日経プレミアシリーズ)/日本経済新聞出版社¥842
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