ブログを始めて、半年ほど経つが、半年も経つと、いろいろと状況が変わってくるものだ。
わたしが統一教会にいた時も、辞めてからもしばらくの間も、わたしは自分の気持ちの処理に多くの労力を費やしたものだ。長年の積もりに積もった感情のしこりも少なくはなかった。
それから、今、わたしは家族への対処に苦しんでいる。詳しくは書かないが、これまで、20数年暮らしてきた中で、さまざまな感情が負の遺産として残っているのである。
どうも、統一教会というのは、さまざまな“感情”が渦巻くところだったようだ。食口は感情人間とは、よく言ったものである。
感情というのは、視野を狭くさせ、生き方を偏狭にする。何かに憧れるのも、逆に卑屈になるのも、どうも生き方をつまらなくするようである。
そこで、わたしは、これからの人生、感性を大切にしたいと思っている。それは、生活していながら、新しい何かを感じとる感性のことである。