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ガキの頃、俺には何も無かった。
あったのは狂った親だった。
今でも思い出す、夜になると暗い裏山に連れて行かれ杉の木にロープで縛り付けられた。
「お前なんか産まなきゃ良かった」
「墓には入れてやるから首を吊って死んでくれ」
暴力は当たり前、親は皆んなそうなんだと思っていて友達の家に遊びに行くとそこには暖かい家庭があり信じられなかった。
人を信じて人の為に何かしても結局は泣く事になる。
でも俺は馬鹿だからまたそうしてしまう。
放っておけない。
なんでも話せた友人は全員、自死。
何度でも立ち上がり、何度でも不死鳥の様に蘇り人生に刻め名勝負…。
自分の保身の為なら真実をねじ曲げ、平気で嘘を通す。
自分を守ると誰かが苦しむ、誰かを守ると自分が危うくなる。
そうなったら、あなたはどっちを選びますか?
あなたは何者になりたいですか?どうなりたいですか?
相手が大きければ、相手が多ければそれに1人で立ち向かうのは容易ではない。
だから皆んな感化され流されてしまう。
何があっても真っ直ぐに生きて行きたい。
そしていつまでも清らかでいたい。


