わたしには、実家に帰ったときに
ある種のストレスがかかる。
「おやじ、塗ったばかりの外壁、剥がれてない?」
「あぁ、言ってるんだけど、なおしに来ないのさ」
「なんでその業者に頼んだの?」
「お世話になってる人から、この業者使ってって頼まれたのさ」
このような調子で、やれ家の補修だ、やれボイラーの交換だ、車の購入だ、、、というあらゆる場面で
「お世話になってる人」が現れる。
そしてどうやらオヤジが特に気に入ってるわけでも
なさそうなものを購入したりしている。
ちゃんとしたサービスやアフターケアがあるのかどうかも、、、わたしからは見て取れない。
人付き合いは大事というのはわかる。
しかし、選択できない不自由を見せつけられるたびに
私はイライラする。
去年、バービーさんのエッセイ集「本音の置き場所」を読んでいたら、まさにわたしのこのイライラ案件と同じ状況が書いてあった。
ご実家のボイラーが壊れたが、付き合いのある知人のところから高値で買わなくてはならない という内容だった。
わたしのモヤモヤをバービーさんが巧みに言葉で
表現してくれた。そしてバービーさんも同じイライラをかかえてらっしゃるんだな。
うん、オヤジにはオヤジの作り上げてきた世界があるんだ。もう、とやかく言わずに笑おう。
と、解せた。


