同じ団体でデビューして 

デビューした時も対戦相手で、その時から自分の輝きを解き放っていたなつみ。 


この時から、いやデビューの前の練習からなつみに対してはふつふつとライバル心はあったんだろうなぁ 


それから、いろーーーんなことがあって 

なつみと組むことになって正直まじかよと思った。黄色と青色って合わなくない?とか最初は思ってた。 

でも、どんどん隣にいると安心感と信頼が出てきた。この時の2人の入場曲の歌詞が良いんだ。


 2人で色んな団体さんに参戦させていただいたり、お仕事もセットで呼ばれたり、色んな挑戦をした。

ダブル主演の舞台も二つしたな。

あの作品は今でも大切。


喧嘩もいっぱいした。

何度も何度も戦った。

口を聞かない時もあった。

でもそんな時も話し合って何度も仲直りした。


なつみが退団すると聞いた時は寂しかった。


そこからかな。

どんどん距離が出てきたのは。


離れてもなつみの活動はずっと見てて、

なつみが怪我をした時に久しぶりに会いに行った。

そしたらなつみのにゃんこに靴壊された。

根には持ってない。

やっぱり久しぶりに会っても大笑いしてられる時間を過ごした。


またそれぞれの道で活動して

私も卒業を決意してフリーに。

よしここからだ!と思った矢先、世界が大変なことに。

私も上手く動けなくて、決まっていたこともほぼ白紙になった。

けどみんなも同じように大変だからと言い聞かせた。


そんな中、目に入った “XXXX”の話題。


胸騒ぎがして、違うくであってくれと思う気持ちで

当日は配信を見て、この予想は外れろと願っていた。


登場してくる姿を見て、どこかでわかってたはずなのに絶望的な気持ちになった。


すんごい嫌な自分の気持ちが出てきた。


そこからどんどん輝くなつみ

大舞台に立ち戦い

昔から言っていたスーパースターになるという像にどんどん近づいている姿を見て自分は何してるんだろって。

周りからも元パートナーはすごいなと言われたり、お前は何も結果残せてないなと言われたり、しんどかったけどその通りだったから。


もうそんなキラキラしてる姿を見たくなくて

なつみのツイートをミュートにした時もあった。

けど、見なくちゃいけない。

この感じた思いはいつか必ず必要になると思って見ることにした。


私は私で輝く道を探して進んでいた。

その道は決して間違っていないと胸張れるし

今このタイミングでスターダムのリングに上がったのも間違いではなかった。




スターダムに参戦することを決意した時に

会うのが不安だったのがなつみ。

なんなら会うのもいやだった。


何度か会おうよと連絡あった時もずっと断っていたくらい。

どう向き合っていいかわからなかったから。


でも変わらないあの太陽のような明るさと笑顔に救われたし

空白の数年が数ヶ月で前以上になった。


やっぱなんでも話せるんだよな。


ただ、この嫉妬の思いだけは秘めていた。


けど、あの日なつみの技を受けて

心の奥にある気持ちが爆発した。

怒ったからとかじゃない

なつみだから、私たちだから

ぶつけ合わないといけない思った。


なつみは、いやだと言った。

なつみの思いを聞いてびっくりした。

私への思いがそんなにあったんだと。


私も今回初めてこんなにもなつみに思いをぶつけた。

なつみが1番びっくりしたんじゃないか?

私がこんなになつみに嫉妬してたなんて。


なつみも言っていたが、

この戦いで別れることになるなら仕方ない。

これからも隣に居るか、対面になるか。


ただ、なつみは私にとって特別な存在ということ。

プロレスラー人生で初めてのライバル。

ずっと隣に居た仲間。


絶対に負けたくない相手。



ずっとうちらは背中合わせで

お互いが自分の道を選んで

数年別々の道を進んでまた出会った。


今がこの時なんだよ。



なつみ

全部ぶつけるから。

思いも強さも気持ちも。

明日、どんな自分になっているのだろう

私もわからない


覚悟はできてる






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