ビジネス本やビジネス誌を見ていると、

「仮説」を題材にした書籍が多いことに気づいた。


私自身も、行動派の自分に限界を感じ、もっと思考しなければいけないと問題意識を抱えていた。


まずは読みやすいものをと思い、本書を手に取った。


なぜ読みやすいと思ったのか。


それは、小説形式で書かれていたからだ。


あるビジネスマンが壁にぶつかり、その壁を「仮説」を使い乗り越えていく

というストーリーになっており、主人公と一緒に「仮説」を学べるつくりになっている。


すらすら読め、「仮説」の立て方と使い方をざっくり学ぶことができた。

「仮説」について学ぶ最初の一冊としては、名著だと思う。


ちなみに「仮説」の立て方とは…

①課題の明確化

→観念的な話ではなく、具体化する。

②調査の実施

→調査目的と調査計画をしっかり立てる。

  事実と意見を区別して捉える。

③情報の分析

→情報をいくつかの項目に分解する。

  一つの情報から、結論にジャンプしないこと。

④仮説の立案

→a)帰納法・b)演繹法・c)弁証法

a)個々の具体的事実をつなぎ合わせたり、比較したり、共通項を探し出したりし、結論を導き出すこと

  b)一般的あるいは普遍的な考え方を個別の事例に適用し結論を導き出すこと

c)自己のうちにある矛盾を自らの発展によって、新しく統合された統一に到達する理論

⑤仮説の実行

⑥仮説の検証


主人公が「走りながら考えるというと、かっこいいイメージがあるが、

本当のところは、行き当たりばったりと紙一重かもしれない」

と述べているが、耳が痛かった。


事前に思考し仮説を立て、あとは何も考えずに行動できる。

そんな思考と行動を切り離すテクニックは技として必要だと思った。