経営コンサルタントの小宮氏の著書。
ある事象や数字を見たとき、
そこから何かを発見する人と、そうでない人がいる。
その違いは「関心」と「仮説(判断基準)」を持っているかどうかである。
「関心」を持ち、「仮説(判断基準)」を持って見ることで、いろんなことが見えてくる。
本書はこのように簡単にまとめられるくらい、非常にシンプルだ。
このシンプルなことを、私たちにもわかりやすい身近な例にあてはめて教えてくれる。
人間は、見ようと思ったものしか見ない。
ゆえに、見ようと思えば見えるのだ。
もしかしたら、毎日の通勤の途中に、ビジネスチャンスがあるかもしれない。
いろいろなことに関心を持とう。
関心(興味)さえ持てれば、今まで流していたことから、新たな気づきがあるだろう。
たくさんの興味を持つことで、興味の引き出しを増やすことができれば、
それに比例して、見えることも増えるはず。
いずれ、バラバラだった興味が結びつき、自分なりの問題意識や、
新たなアイディアが生まれてくるかもしれない。
著者は文中でこんなことを述べている。
「何でもよいから少しでも疑問に思うことです。」
今、自分に足りない部分だ。
もっと「なぜ?」と思い、それについて、深く考える癖をつけよう。
「WHAT」には答えられるが「WHY」に答えられない人が多いと著者は述べているが、
自分のことのようで、耳が痛かった。
学校の勉強は得意で、いつも成績はよく、それなりの大学には行けた。
ただ、そんなものはビジネスでは役に立たないことは痛感している。
「WHY」に答えられるようになるには、いつも「WHY」を意識することが大事。
最後に、あとがきで
「すべてのことには理由がある」
と述べている。
この言葉を忘れずにいよう。