寿司屋でお昼ご飯を食べた。

ハナウタまじりにお寿司を食べていると。

入り口でおじさんがなにやらごねているようだ。

単価の安い店でごねる人は好きじゃない。

お昼時。込んでいるのは仕方の無い事。

そこに割り込みたがってるご様子。

理由は車いす。。。

どうやらそのおじさんの奥さんが車いすで、さらになんか体調が良くないから、

先に入れろみたいな感じの内容。。。


弱い人を優先するのは賛成。

けど それを傘にして厚遇を主張する人は嫌いである。


俺は、5年くらい前のある出来事を思いだした。

某人気アイドルグループのコンサートの運営にかかわったことがあった。

ファン達はすこしでもいいところで見たいので、健常者なのに障害者のふり

をして見に来るようなたちの悪い事案が横行していた。

そこで、より厳しい 厳しいルールのもと優先席に入れる人をジャッジする

こととなっていた。

現場の下っ端の俺は、その厳しいルールの中。時に好みの女の子に罵声を

浴びせられながらも、仕事故。。。嫌われる仕事をこなしていた。

上からの締め付けも厳しい。。

そんな中。一人のお母さんが俺のところにやってきた。

遠くにはいっけん健常者な男の子。。

ちょっといいですか。とおかあさん。

俺を通路をまがった、人目につかないところに呼び出した。


そして、泣きながら事情を話し始めた。

きくと、その子がコンサートを見られるのはこれで最後になるかもしれない。

もう1年は生きられないらしい。

大好きなOOOOを最後にみせてあげたいんです。。


そうお母さんは泣きながら言った。

俺に権限など無い。

俺は、わかりましたといい。

本来席ではないところに仮設のいすを勝ってに置いて席をでっちあげた。

俺には権限は無い。

けど、このエリアの運営を掌握しているのは俺だから、まずバレないだろう。

そう思って最高の席を用意した。。

本番中。最後になるかもしれないコンサートをめいっぱい楽しんでいる彼の顔をみて、

俺は、正しい事をしたと思った。

いま 彼はもう亡くなってしまっただろうか。

俺には知るすべも無い。。