前にも話たけど俺は15歳で家出をした。

いろいろあって、家出から4ヵ月後に御用となって実家に連れ戻された、
 
多分一週間くらい神戸に帰ったと思う。

その後、1ヵ月に一度くらい 母方のじいちゃん家に顔を出す事を条件に釈放された。

再び、自由の身だ。
 
俺15歳。普通なら高校1年。

その時3つ下の弟は中1。

けっこう俺に懐いてくれていた。

当時俺はイケイケ。 当時としてはめずらしい、ど金髪。いくつもピアスをして。。。

馬鹿なクソガキ。

そんで、案の定。約束を守らずじいちゃん家には寄り付かない日々がつづいた。

携帯なんて無かった当時。たぶん電話で、弟が神戸から遊びにくるらしいと知った。

あまり寄りつかなかったとはいえ。俺のふとんやらラジカセやら置いてある一応俺の部屋に弟が

泊まりにくる。。

当時の俺はなぜだか、わからないけれど弟の滞在するその数日間。

わざとその部屋に戻らなかった。

いまだに何故だかわからない。

数日後。

たぶん 弟が帰った次の日。。


部屋に戻ると。


ベッドにたくさんのお土産が置いてあった。


俺の好きなチップスターとか。

俺の好きだったマンガとか。

俺が好きだったCDとか。。

Tシャツとか。。

あいつ。。。



ばぁちゃんに聞くと。

3日間 ずっと俺の帰りを待ってたらしい。。

そのころ俺は いつものようにカプセルホテルで寝泊まりしたり、

仲間と遊んだり。。

ばあちゃんは弟に、俺は 仕事で毎日かえれないことが多いとつたえたらしく。

「仕事ならしょうがないね。。」とさみしそうに言ってたという。

たぶん 久しぶりに俺とガキの頃みたいに遊びたかったんだろう。。


ばぁちゃんと、近くのスーパーに買い物にいっても 俺へのお土産を買ったみたいで

部屋にはそれらのものがいっぱい置いてあった。。

俺のいない俺の部屋で3日をすごして弟は帰っていった。。
 
俺のために買ってくれた小説や俺の好物のおかし。。それを見て俺はたまらない気持ちになったのを覚えている。


どんな気持ちで過ごしたのだろう。

俺は後悔した。。

俺は最低な兄だ。。



今も弟とはすごく仲がいいけど、いまだにあのときの事を思いだすと胸が痛む。
 
弟が可愛くてしかたない。