思いっきり簡単に言うと、昨日事故ってしまいました。

アメリカ生活3年にして初です。

接触事故だったんですが、自分も相手も怪我なくほっ

お互いの車はダメージを受けましたが。

新車で購入し、10ヶ月しか乗っていない愛車の無残な姿に

心が痛む汗



友人と買い物する約束をしていたので

待ち合わせ場所へ向かい車を走らせていた。


そこそこ交通量の多い道路の交差点を左折しようと

左折専用レーンに入る。自分の車が先頭だった。

信号は赤なので、青に変わるのを待つ。

左折OKの矢印が点灯したので、左折。

片側2車線の走行車線側へ入ろうとしたとき、

ガツッ爆弾

という鈍い音。

はてなマーク なに今のはてなマーク ぶつかったはてなマークはてなマーク

咄嗟にブレーキを踏んだつもりがアクセルを踏んでいたドクロ

ヤバい、ヤバい!対向車にぶつかってしまうビックリマーク

慌ててブレーキを踏み、入りかけていた対向車レーンから

左折レーンに戻る。

ぶつかったと思われる相手の車が道路脇の空き地に

停車するのが見え、隣に停める。

体の震えが止まらない。

まずは、まずは・・・

携帯を取り出し、ダンナへ電話。

簡単に状況を説明すると、今から会社を抜けてこちらに来ると言う。

通訳さんに伝えておくから、と言われて電話を切る。

車を降りると、相手も車を降りてくる。

ぶつかった運転席のドアが凹み、ドアを開けられなくなり

助手席から降りてきた。黒人の年配の男性。

「びっくりしたよ~」

こちらのことを責める風ではなかったので少し安心。

「警察へ電話すべきですよね?」と聞くと

「もちろん」

「でも私、英語があまりしゃべれないので、電話してもらえませんか?」

電話を貸せと言われ、携帯を渡す。

うまく操作できないでいるところへ、着信音が鳴る。

通訳さんからの電話だった。携帯を受け取り、状況を説明する。


交差点で左折レーンに入り、信号待ちをしていた。

左折OKの矢印が点灯したので左折し、

走行車線側へ入ろうとしたところで

対向車線から右折してきた相手とぶつかった。

自分の車は右前方のバンパーが外れ、ライトとウィンカー部分が

破損。相手の車は運転席側のドアが凹んでいる状態。

説明しているときも動揺が激しく、相手の車の助手席側が凹んでいると

真逆のことを言っていた。恥ずかしい。


私が通訳さんと話している間に相手の男性が警察に連絡してくれていた。

説明を終えた後、通訳さんは相手の男性とも会話。

事情聴取の際は私が代わりに説明します、と言ってくれていたようだ。



警察を待っている間に突然視界に入って来た見知らぬ男性。

はてなマーク 相手の男性との知り合いはてなマーク

通訳さんにこの不思議な状況のことを言うと

「たぶん目撃者ですね。目撃証言をしてくれるんだと思います。」

それは本当だった。

警察の人がやってくるまで一緒にずっと待っていて、

車から降りてきたポリスマンはまず目撃者の元へ寄り

「君は目撃者?」

と確認すると、真っ先に彼から事情聴取開始。

次に当事者2人から事情聴取。

もちろん私はポリスマンへ携帯を渡して代弁してもらう。

運転免許証と車の保険証書を出せと言われ

どれが保険証書なのかわからない私は

ダッシュボードに入っている全ての書類を出して

ポリスマンに探させるあり様(ひどい・・・汗

2人の免許証と保険証書を手に、乗ってきた車に乗り込み

長いこと出て来ないポリスマン。

ようやく降りてきて、2人にお互いの情報がプリントされた

レシート状のものを手渡される。

ポリスマンから判断を言い渡されたようなのだが、何を言われて

いるのか全くわからないので、また通訳さんと話してもらう。

ポリスマンの説明を訳してもらったのだが、よくわからない。

とりあえず、事情聴取は終わったようだ。

相手の男性は保険会社に電話をかけ始め、レシートに

記載されているはずの私の情報を私にいちいち聞いてくる。

そうやっているうちに、ダンナが現場到着。

不思議そうな顔をした相手の男性に、ダンナだと説明すると

「今回はこんな事故起こしちゃってごめんね」と詫び始め、

毎週水曜日に隣町で行われているフリーマーケットで

お茶を売っているんだと、自己紹介し始めた。

車のトランクを開けて商売道具のことまで説明し始めようと

してたようなんだけど、話が長くなりそうだと直感的に判断した

ダンナはそれをやんわりと阻止。

私もだいぶ疲れてしまっていて、他人の仕事の話を聞ける

気持ちの余裕もなかったので良かった。


お互いの車は自走できる状態だったので、そのまま解散。

ダンナと帰宅し、しばし放心状態。

通訳さんから届いていたメールを読んだダンナから

「今回の事故は相手の男性が100%悪いと判断されたって。
 
 左折の矢印が出ているときは左折優先なのに、右折したのが

 いけなかったということらしいよ。罰金もうちの車の修理代も
 
 相手が全部出すそうだ。だからあのおじちゃんは謝ってたんだね」


それを聞いて、胸のつかえが全部取れて、気が軽くなった。

あの事故は自分にも非があったのかもしれないと、

ず~っと思っていたから。


車は月曜日に修理に出すことになりました。

早く元通りになるといいな。


或る意味貴重な体験をしたということになるけれど

心臓に悪い体験はもう懲り懲り汗