パリでカフェならぬお蕎麦屋さんに行きます。円(YEN)が、パリと東京が融合した世界に導きます。一杯になってしまうことも多いので、予約したほうが確実です。お客様は日本人も見かけますが、フランス人も結構おそばを食べに来ています。
こちらのお勧めはごま豆腐とデザートの抹茶ロールケーキ。すぐなくなってしまうので、どちらも予約の際にお願いしておきます。この日はわらび入りのごま豆腐でした。
明日も素敵な一日をお過ごしください。
パリで一番大好きな美術館は、クリュニー美術館(中世美術館)です。
15世紀末のクリュニー修道院内で、21世紀の現在、「美女と一角獣」というタペストリーをはじめ、中世の展示品を見ることができます。
「美女と一角獣」は6枚の作品です。作曲家ショパンの恋人として名高いジョルジュ・サンドが、ある邸宅に招かれた時にこのタペストリーを見つけ、世間に公表したと言われています。
このタペストリーは飾ってあった家ですらその出自が不明で、さまざまな謎に包まれています。
まず、人間の五感をテーマに5つのタペストリーがあります。こちらは「聴覚」。風琴を奏でる女性。演奏をサポートする侍女。
どの構図にも真っ白なユニコーンが寄り添い、家紋が描かれ、豊穣をあらわす動物、植物が背景に描かれています。
こちらは「視覚」。女性が、ユニコーンに鏡を見せてあげています。
ユニコーンには処女しか近づけないことから、この女性はこの家に嫁入りする予定の女性で、それを迎える男性が婚礼に向けてオーダーしたとの説もあります。女性の服装が豪華で、一枚一枚違うドレスなのも見ていて楽しいです。
そして最後のこの6枚目のひときわ大きなタペストリーが、さまざまな憶測を呼ぶ一枚となっています。
後ろにあるテントのようなものの屋根にはフランス語で「私の唯一の欲望」と書かれています。侍女が女性に宝飾品のたくさん入った箱を差しだしています。それに対し、女性はジュエリーを装着するところとも、差しだすところとも解釈できます。
これは私個人の意見ですが、後ろに見えるテントや、家紋の三日月を見ると、トルコ・イスタンブールと関わりがあるようにも思えます。そちらから混血しながらフランスに来た富裕な一族の息子が、美しい妻に「欲しいのはあなただけ」と、何でも捧げますよという誓いを込めたのではないでしょうか。ロマンティックすぎるかな。
明日も素敵な一日をお過ごしください。





