イタリアでは、旅の目的であったカラヴァッジョを、たくさん目にすることができました。



こちらに書いた以外でも、ローマ サンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂にて「聖ペテロの磔刑」、そしてミラノではアンブロジアーナ絵画館にて「果物籠」を見ました。



ブレラ絵画には、カラヴァッジョの「エオマの晩餐」を見に訪ねました。



そこで、とても素敵な絵を見つけました。アイエツの描いた「接吻」です。




マカロンのサンクチュアリ  ~ココロは東へ西へ~


目が覚めるほど美しい絵でした。イタリアの映画監督ルキノ・ヴィスコンティは、この絵をモデルに「夏の嵐」のラブシーンの構図を決めたそうです。そして、男性のかぶる帽子が、あの「キスチョコ」の形になりました。




明日も素敵な一日をお過ごしください。

死ぬ前に最後に食べたいものは何ですか。



ミラノに行く予定のある人は、今すぐにレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のチケットを予約することをお勧めします。



ミラノの旅行会社に勤める新人君は、最初の難関としてこのチケットの予約を任され、胃に穴があきそうになるとか。何しろ数ヶ月前に売り切れてしまううえに、いつ発売されるかも判らない、難攻不落のチケットだそうです。




マカロンのサンクチュアリ  ~ココロは東へ西へ~



本当にラッキーなことにこのチケットを手に入れた私は、最後の晩餐を見に「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」へ向かいました。15分間単位で閲覧の時間が決められています。



一度に入れるのは25名。礼拝堂までは二つの自動ドアを通ります。前の自動ドアがあくまでグループごとにじっと待っています。前のグループが全員出終わると、自動ドアが開きます。ついに私たちのグループの順番です。



礼拝堂の壁に書かれたそれは誰もが見たことのある絵ですが、肉眼で見ると遠近法が取り入れられた衝撃を感じることができます。壁が切り取られて、窓があいているようにさえ、見えます。



キリストの背後の窓から光が差すことにより、それまでキリストの頭の上に描かれていた後光の代わりとしています。



テンペラ画ですので劣化しやすいのが難ですが、この絵に関しては写真よりも実物が良く、百聞は一見に如かず、です。



この絵はダヴィンチ・コードでも重要な鍵となっていましたが、これはあくまでもダヴィンチの解釈。実際にイスラエルでキリストが処刑前夜に最後の晩餐を行った教会を訪れたことがありますが、だいぶ雰囲気が違います。



最後の晩餐で何を食べたいでしょうか。

色々考えましたが、結局一番幸せなのはそれが「最後の晩餐」だって知らないこと、だという結論に至りました。明日処刑されると判ってご飯食べるのはいやですね。私の場合はね。




明日も素敵な一日をお過ごしください。