今回はトルコ・イスタンブールを起点として東欧へ旅立ちます。



夕方過ぎに到着したイスタンブール。歴史学者が一生調べても調べつくせないほどの魅力のある都市です。



旧市街はまさに東西の十字路。目以外を隠したアフガニスタンそのものの服装をした女性もいれば、Tシャツで歩いている人もいます。今はシリアの紛争から逃げてくる人も多いそう。



今回は残念ながら中に入れなかった、アヤ・ソフィア(月曜日が定休日)。ここではもともと東ローマ帝国のキリスト教会だった場所を、オスマントルコによる征服後にイスラム教のモスクに作り替えたという東西のすさまじい衝突を目の当たりにできます。聖堂の壁にアラビア語のカリグラフィが踊ります。




マカロンのサンクチュアリ  ~ココロは東へ西へ~



私の父はまだ子供だった私を初めて海外旅行に連れていく際、普通ならハワイやパリに行きたいところですが、アジア諸国に連れて行きました。まずはアジア人たる自分のDNAを知れということです。



トルコは99%以上の人がイスラム教ですので、一日5回コーランの放送が巨大な音で街に響き渡ります。夜のアヤ・ソフィアから聞こえるそれは、悠久の時の流れを感じさせるものでした。画像は夜のアヤ・ソフィアの外観。ここの尖塔にスピーカーが付いています。




マカロンのサンクチュアリ  ~ココロは東へ西へ~



以前、西洋のお顔をしたトルコ人の男性が、そっと「私たちにも生まれた時、蒙古斑があるんですよ」と教えてくれました。アジアの血がしっかり残っているのですね。




明日も素敵な一日をお過ごしください。