最近ブログをお休みしていたら、友人や、
ブログで仲良くさせていただいている人から
メッセージをいただきました。
本当にうれしかったです。
今日は「へうげもの」という本を読みました。
山田芳裕さんの漫画です。
タイトルの「ひょうげる」はふざける、の意。
茶器の「織部焼」で有名な、
千利休の弟子であった古田織部が主人公。
織田信長から壮大な世界観を、
千利休から深遠な精神性を学びます。
物欲が全てのモチベーションになっていて、
モノを盗んだり、賄賂を使ったり・・・
その俗人ぶりが魅力的なのです。
私は茶道を習っていたけど、
道具への執着は感じたことがありませんでした。
面白いのは名物を評する時の独特の擬音。
安土城を見ては、「ズドギュッ」。
縄文土器を見ては、「ミグッ」などと言います。
私は歴史上の人物では「和を以って尊しと為す」
とした聖徳太子が大好きです。
ですが、織田信長以上の人物は
後にも先にも存在しないと思います。
信長は男性に人気ですね。
「俺が戦国時代にいたらさ・・・」なんて話す、
戦国時代だったら絶対に足軽だったであろう男子とか、
かわいいな。 と思います。
その信長ですが、当時は大変なファッション・リーダー
だったと言われています。
「へうげもの」では両耳ピアス。笑いました。
変な兜とか、マントとか着用しているのです。
漫画だからね。 と思っていましたが、
その兜が実在することが判明しました!
もう滅茶苦茶です。
イギリスの博物館にあるそうです。
伊達正宗の甲冑も、「スターウォーズ」の
ダースベーダーの基となったとか。
恐るべし戦国時代のオシャレ番長たち!
信長は楽市楽座で資本主義の基を築きました。
堺では一日に200丁の火縄銃を作り、
当時は世界で一番の軍事力を持つ国だった
とも言われています。
信長があと10年長く生きていたなら、
きっと今の日本は大きく違ったのではと思います。
最後に信長さんのお顔です。
(画像はウィキペディアからお借りしました)
日本の一万円札にならないかな。
と思ったのですが、
信長が天皇制についてどう考えていたかは
依然として不明瞭です。
そのため、お札に適用されるのは難しいそうです。
明日も素敵な一日をお過ごしください。