皇居の森を見ながらランチをしたくて、ペニンシュラ東京に行きました。24階のPeterに入ろうとすると、ランチは11時半からです、とのこと。あと15分くらいあります。仕方なく1階のザ・ロビーに入ろうとすると、こちらも11時半からで、飲み物しか出せないと言われてしまいました。



何時でもきちんとしたものがいただける、オールデイ・ダイニングがあってこそ、ホテルと言えるのではないでしょうか。少し驚きました。個人的には、ペニンシュラ東京の客室はインテリアが好きでした。



が、香港上海ホテルズ社が経営するこのホテルは東京では回転率の低下に苦しみ、現在、苦肉の策で低価格なランチを提案しています。その結果、安っぽい客層が増え、時間の融通も利きません。ペニンシュラ東京、迷走中です。



気持ちを切り替えて、ペニンシュラ向かい側の丸の内「COVA TOKYO」へ。時々行きます。ミラノ スカラ座の横で200年近くの歴史を誇るミラノ本店には、ヘミングウェイ、ヴェルディなどが通ったといいます。



こちらはいつ行ってもサービスが行き届いたお店です。ちょうど、ゴットファーザー風タリアテッレが今月の雑誌「LEON」で紹介されていました。



マカロンのサンクチュアリ  ~ココロは東へ西へ~



ミラノ料理ということもあり、お肉が比較的おいしいお店です。別オーダーで頼んだサンペレグリノを注ぐタイミングも絶妙でした。



COVAはチョコレートも有名。ディナー前はショコラバーも利用できます。ヘミングウェイの「武器よさらば」では、主人公がキャサリンにCOVAのチョコレートをお土産に買うシーンがあります。そのせいか、チョコレートを使ったデザートも満足のいくお味でした。



少しの努力で顧客満足度はぐっとあがるもの。少しフレキシブルになるだけで、私も自分の周囲の人に対してもっと貢献できるのかもしれません。




明日も素敵な一日をお過ごしください。