パリで最高の朝食は、きっとこちらだと思います。フォーシーズンズホテル ジョルジュ・サンクの「ル・サンク」と答えます。
ル・サンクはミシュラン2つ星のレストランですが、朝食からいただくことができます。ウェイターのサービスが良すぎて、昨日食べたものも一昨日食べたものも覚えられているほど。
朝食を始める前にまずカスタードの甘みが豊かな「クレームブリュレ」がスターターとして出てくるのがル・サンク流。幸せな可能性に満ちた一日を予感させてくれます。
そのル・サンクの手前にありますのがダイニングの「ギャラリー」。こちらは夜、ル・サンクのフランス料理コースを食べるほどではなく軽くすませたいときに大活躍です。
ギャラリーの客席脇の通路を、ベルボーイがひっきりなしにエルメスやシャネルの大きな紙袋を運んでいきます。ブティックでショッピングをする時は、購入した商品をホテルの部屋にデリバリーしてもらうためです。私が探していたバッグはあの袋に入っていんじゃないかしら、なんて考えながら目で追うんですね。
部屋に入るには「ギャラリー」の客席の間の一本道を通らないといけないので、その道が自ずとファッションショーの如く「キャット・ウォーク」と化し、客席はまさに「ギャラリー」となります。そこを歩く人を吟味しています。
最高峰のホテルだけあり、時々俳優さんなども見かけます。ハリウッド女優のグウィネス・パルトロウさんがエレベーターに乗っていたりもします。
みなさん見事にファーを着こんでいるため、ちょっとしたフェンディのファッションショー。時々カシミヤのコートの人がいようものなら、まるで紙のように見えます。そこで、私も今回は毛皮に挑戦してみることにしました。
毛皮のレポートは明日に続きます!
明日も素敵な一日をお過ごしください。