ル・コルビジェは好きな建築家のひとりです。1923年に彼の手がけたラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸を訪れてみました。現在はル・コルビジェ財団の本部でもあります。



パリ16区にあるこちらの邸宅は、門をあけて私道をしばらく歩くと正面にたたずんでいます。外観はこちら。コンクリートを使ったバランスの難しい作りで、当時としては斬新なデザインであったことが伺えます。窓のガラスも壁に沿って湾曲していました。



Villa La Roche Jeanneret / Le Corbusier



マカロンのサンクチュアリ  ~ココロは東へ西へ~


靴にビニールのカバーをして、中を見学することができます。2階部分のスロープが斬新です。スロープも階段もかなり幅が狭く感じました。「写真撮影はOKですが、手すりや壁には手を触れないでください」と言われましたが、この勾配でつかまらずに上り下りするのはちょっと辛かったですね。



マカロンのサンクチュアリ  ~ココロは東へ西へ~


この家をオーダーしたロッシュさんはスイスの銀行家で、アートコレクターでもありました。もともと彼のコレクションを飾るための家としてこの家を注文したというから、贅沢なお話です。コルビジェのイメージの白のみでなく、ところどころに青、レンガ色などの色も見られました。テラスは、冬場は立ち入り禁止で残念でした。



マカロンのサンクチュアリ  ~ココロは東へ西へ~


写真は吹き抜けの様子。個人的にはコルビジェの椅子が好きですので、この家に椅子が並んでいるところを見てみたいものです。東京の自宅にコルビジェの椅子がほしいなと思いました。




明日も素敵な一日をお過ごしください。