時計の秒針を聴いている。
いま日付はとうに変わっている。
タバコの匂いと二人の匂いを感じている。

冷え切ったルイボスティーに
明日の予定を聞いてみる
もう涙を流すこともないね

二人の思い出がたとえ埃が被っても
今の二人が手を繋いでいればこわいことなんてない。

私に見せる寝顔にも
私に伸ばす指の感触も
これが現実だから不安なんて考えることが勿体無い

電車の扉が閉まって、彼が後ろ手を振るのを見送ることもない
同じ家に帰ってくること
どんなに幸せなことか。

真剣に地に足をつけて彼を愛せてるだろうか。
日付が変わって30分過ぎる
秒針が私の心臓を突き刺した。