死にたい
死にたい
死にたい
あのころのまま
おなじことばをまた口の中で噛み砕きながら
必死に立つ

こんなに太い足は
どうしてあたしを支えてくれないの?
こんなにぶさいくなのに
どうして愛してくれたの?

心も体もぜんぶ醜く思えて
なんの感情ももてなくて
おしゃれな服とか
なんもいらなくなって

わたしのお腹のあたりにあなたの命があればとか、

触れたくて触れられなくて
どっかへいってほしくて
ずっとそばにいてほしくて

そんなことを繰り返して死にたいを貯めて来た

わたしの死にたいは
たぶんわたしのなかのなまえのないなにかを殺したいんだと思う

ねぇわたしの会いたい人
わたしを殺したいでしょ

声も指も
からめた記憶がわたしを火照らすだけ