わたしが砂になったのは 

あなたという波がわたしを削るから。


こどもたちが砂山にしてくれたのに
また小さな砂にして
わたしをばらばらにする。


でもあなたの潮の香りが好きで
流されるたびに
あなたの深いところまで潜ってしまいたいとおもうの。


でもいつも
あなたの中に到達するまでに
わたしは

お魚のおなかに入ってしまったり、
広いあなたの海底は
見えてこない。


今日の空は曇りの日の
あなたの色だ

そんなことおもいながら
あなたの水面でふわふわ浮いている