産婦人科の診察から2週間ぐらい後
内科の主治医の診察を受けに行きました。
妊娠が分かってから何度か連絡を取りたくて病院に電話をしていました。
「電話してくれたみたいだけど?」
「先生~わたし妊娠した‼」
「そうか~、おめでとう。大丈夫、
ちゃんと産めるよ。血圧の管理さえしっかり出来ればね」
「本当に⁈」
「本当だよ、血圧の管理さえしっかり出来てれば産めるよ。あと、塩分制限もね。赤ちゃんはお母さんの胎盤に守られて生活してるんだけど、胎盤からは酸素と栄養を貰って赤ちゃんはすごく快適に過ごせている。だから胎盤はとっても大事なんだけど、君の場合病気で血圧が高いから胎盤は6ヶ月ぐらいしか持たない。血圧が高いと胎盤がどんどん硬くなっていく。胎盤が硬くなっていくと、酸素がだんだん送れなくなっていく。そうすると赤ちゃんは大きくなれないよね。だから少し早く出してあげる。この病院だと32週過ぎないと産めないから、目標は32週。32週までは頑張って胎盤を持たせよう。よくまだ頑張りたいんです、っていうお母さん達がいるけど、僕は酸素もしっかり送れないお母さんのお腹の中よりも、しっかりと酸素も送れて管理ができてる保育器の中に出してあげる方が赤ちゃんにとってはいいことだと思う、無理にお腹の中にいるのは無駄だね」
「そうすれば本当に元気に産めるの⁈」
「大丈夫、この間も他の病院で断られたお母さんがいたんだけど、産科のS先生と組んで血圧の管理して32週で産んだ人がいるよ。」
と説明を受け、わたしはすっかり安心していた。
血圧の管理さえしっかり出来てれば産めるんだ、と。
そしてその後、同じ病院内の産婦人科で診察。
「主治医はK先生かな。先生からは何て言われてる?」
「血圧の管理さえしっかり出来てれば産めるよ、って」
「そうか~、じゃあまぁ頑張ろうね。聞いてるかと思うけど、本当は妊娠中は薬は使わない方がいいんだけど、使うし、場合によっては妊娠中に使ったらいけない薬も使わなきゃいけないかもしれないから」
「はい、聞いてます。病気なので、どんなことがあっても仕方ない、と覚悟してます」
「そうか~、じゃあまた2週間後に診察にきてね」
正直、産婦人科の先生のあっさりとした対応にちらっと不安を感じました。
ハイリスク妊婦だけど、もっと何か指導してもいいんじゃない⁇と。
本当にこの先生で大丈夫なの⁈と思ってました。でも内科の主治医の元で産みたかったし、わたしにはドクターを選ぶことはできる訳もなく、K先生がいい、って言ってるんだし…と思ってました。
それから2週間おきに内科と産婦人科の診察に通いました。
つわりはもどしたりすることはありませんでしたが、ご飯は食べれない、作れない、身体は常に倦怠感…で仕事も休んだり、勤務時間を短くして貰ったりしながら生活していました。
正直、本当にしんどかったです。
でも、「妊婦はしんどい」と友達からも聞いていたのでしんどいのは当たり前なんだ、と思っていました。
そして血圧はどんどん上がっていきました。
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