フェイズ2開始直後、


 敵12番基地を上空にて確認したダイゴは、


 セフィルートも戦闘態勢に入らせた。


 最初に敵基地に攻撃を仕掛けたのはグラージュだった。


 「スクリプトガン!!!」


 そして、拡散されたビームは敵基地に直撃した。


 だが、敵基地は攻撃しなかった。


 どうやらこちらの様子を見ているらしい。


 「クソッ!なめやがって!


  Delta System 発動!」


 アサシンのテールスタビレートが開き、


 漆黒に輝いた。


 そして、アサシンは驚異的な力を見せた。


 なんとスクリプトガンを連結させたのだった。


 「ツインスクリプト発射。


  続いて超高濃度圧縮エネルギー波発射!」


 グラージュはアサシンを巧みに操っていた。


 「グ、グラージュ...」


 メンバーは皆、顔を合わせていた。


 いつもみんなのムードメーカーのような存在で、


 楽しくわらっているグラージュが、


 これほどの力を持っているなんて...


 「これで終わりだ!」


 グラージュがアサシンの腰部にある


 エネルギー砲を撃とうとした瞬間、


 上空から緑色の閃光が、


 アサシンのエネルギー砲を貫いた。


 ダイゴたちが上空を見上げると、


 そこには、深紅に輝くMSの姿があった。


 「ZGMF-P61S ガンダムアサシンを基にし、


  完成したのがこの機体...


  この機体で、本物を超えてやる!」


 アサシンに通信で音声が入ってきた。


 「ZGMF-97A イリオス


  深紅に輝くその姿...


  まさに返り血を浴びた暗殺者のよう。」


 なんと、深紅に輝く機体はアサシンの発展型だった。


 グラージュはイリオスと呼ばれるMSのパイロットに尋ねた。


 「貴様、名を名乗れ!」


 「ガナスト・スターレンツ...


  お前の弟だよ。」