海底基地へダイゴが圧縮エネルギー砲を発射すると


 海底基地のひとつが破壊された。


 すると、瞬く間に他の海底基地からMSが現れた。


 そのほとんどが水中専用MSだった。


 ザフトの水中専用MSを視認した直後に、


 ダイゴのもとへ情報が入ってきた。


 「こちら、オーブMS部隊。


  敵MSは[UMF-004FX ザッシャー ]と判明しました。


  しかし、数ではこちらのほうが上です。」


 その情報を聞き、ダイゴは味方部隊に告げた。


 「敵MSのモノアイを狙え。


  そこに当たれば敵は身動きできなくなるぞ。」


 すると、味方部隊は一斉に敵MSのモノアイを狙い始めた。


 そして、5分も経たずに敵MSを破壊してしまった。


 

 一方その頃、ザフト海底基地では焦りの声が聞こえ始めていた。


 「指揮官、いったい何なんですか、あれは?」


 「そうあせるな。あれはおそらくポイズンファングだ。


  どこから依頼を受けたのかは知らないが、

 

  どちらにせよ、我々が倒せねばならない相手であることは確かだ。」


 指揮官は落ち着いていた。


 「では、あの機体を出せ!」


 「あの、機体ですか?


  しかし、あれはまだ調整中では?」


 「こうなれば仕方が無いだろう。」


 そして、数分後。


 MS格納庫ではあるMSが発進の準備をしていた。


 「ひゃはははは!準備万端だぜぇい!!!!」


 「では、発進どうぞ!」


 「OMG-XF08D ディアボロス、ガウズ・エル・レスト 惨殺する!」