補修も終わり、
新たな機体も手に入れたダイゴたちは、
地球にある、オーブから依頼を受けていた。
「ザフト軍の海底基地を破壊してほしい。」
という機密保持つきの依頼だった。
ポイズンファングは依頼があれば
すぐにでも実行する。
ダイゴたちは地球へ向かっていた。
「地球には明日ごろ着きます。
それまで、各自で休憩をとってください。」
リーマが艦内全てのメンバーに伝えた。
ほとんどのメンバーが休憩を喜んでいた。
実は「ケテル」に着いた後も、
補修やMSの調整。さらには食材などの資源を
運ばなければいけなかったからだ。
ダイゴはリーマからの通達を受けた頃
格納庫にいた。
まだ、ライズ0の調整が終わってなかったからだった。
「ライズ0はノーマルタイプのMSだから、
すべてのライアーガンダムのうち、
最もバランスの取れている機体だ。
しかも、ライズ1、3、5 のいずれかを
機体背部に装備することで
その機体の性能をコピーすることが出来るんだ。」
デュオッサはダイゴに熱く語っていた。
「まあ、簡単にいうと万能だってことだろ?」
ダイゴは聞き返すと「そういうことさ。」
と返してくれた。
グラージュはダイゴたちを影で見ていた。
「俺のアサシンには何もしなかったのかよ。」
グラージュは少し怒っていた。
「そんなことは無いですよ。
少し、テールスタビレートの性能向上と
腰部にビームハンドガンを装備しました。
センサー系も性能向上してますので
むしろアサシンの方がパワーアップしてますよ。」
そう笑顔でグラージュに答えたのは
ポイズンファングには少数しかいない
女性整備士の「クルス・ファームルト」だった。
「そうなのか?自分の機体の変化に気付かなかったオレって...」
そういいながらも、グラージュは少し照れていた。
実はグラージュ、ポイズンファングに入って
ずっとクルスに片思いだったのだった。