第二十五回 プロローグ | 葦原の中つ国より

葦原の中つ国より

お菓子の作り方や小説のこと、日々の出来事などを書こうと思っています。

 少年は対峙する。

土砂降りの雨の中で人の形をした人ならざる者と……。

少年の手にした白鞘の小太刀は赤く濡れている。

血を想わせる紅の眼をした異形の者。辛うじて人間としての形を保っているそれの腕は細く長く、背丈は3メートルもある。

鈍い銀色に光る小太刀を構えた少年の息は荒く、服は破れ、破れたところから血がにじんでいる。しかし、少年の眼は輝きを失ってはいない。殺意という名の輝き、狂気という名の輝き、大切なものを奪われた者のみが知り得る絶望と虚無を携えた復讐の輝き。

「―――――――――――」

 人ならざる者の言葉では表現できない雄叫び。

 傷だらけの少年は体に鞭打ち左手に持った小太刀を目線の高さで横に構え、右手は左肩を掴んでいる。

 次の攻防が最後である。次で仕留めなければ少年に訪れるのは「死」しかない。少年が少年であるゆえに体力が限界に達しているからだ。

 次の刹那、歪んだ指、鋭く尖った爪、色素が失われたかのように白い腕が少年を襲わんと一直線に伸びてくる。しかし、避けようとはしない。

 一閃、鈍い光が横切る。歪な腕の手首から先が宙に舞う。さらにもう一閃、人ならざる者の頭に向って一直線に銀色の光が走る。

 皮膚を裂き、肉を切り、骨を砕く音、大きな体躯が崩れ落ちる音。

 土砂降りの雨はその色を紅へと変える。

 少年とこの化物との闘いは幕引きを迎えた。

しかし、それはこの闘いの幕引きであって終幕ではない。この闘いの幕引きこそが開幕の合図であり、少年の演じる復讐劇の序章でしかない。

 これから始まるのが第一幕、そして、いずれ終幕へと辿りつく物語。

 さぁ、復讐劇を始めよう。




























プロローグって題打ったけどなってますかね? プロローグに

五時間くらいかけてもこれだけの文章しか書けませんでした。

40×40の用紙の半分だけ

こんなんじゃ90枚も書けないよぉ。

でもまぁ頑張っていこうと思います。

友達と約束してしまったんでね。

もし、これを読んでくれたのなら、いい点、悪い点、

問答無用でコメントしてください。

あっ、文章の内容や書き方についてのみですよ。

「こんなペースじゃ書けるわけねぇよ」ってのは分かっているんで、

足掻きますけどね。




問答無用のコメントお待ちしております。

名前は相変わらず募集中。

ペンネームの方はなんとします。