冴莉と息子のふたり暮らし

冴莉と息子のふたり暮らし

軽い精神遅滞のある息子と都内某所でのふたり暮らし。
そんな私はがんサバイバー、でも見た目は至って元気で
メチャクチャ前向きに生きてます。

Amebaでブログを始めよう!

 PET-CT は薬剤の投与が終わると安静にして 1時間待たされます。
気温は少し低めなものの、とても静かで薄暗い室内で待っていると
ウトウトと眠くなるようで、夢見心地の時間が過ぎます。
ほんとに夢を見ているようで、見ているようで、見ているよう……
 と、突然大きな声がして現実に引き戻されました。



「あーーー、ちょっとちょっとーーこの人漏らしちゃってるよ」



 なに、漏らした?
ギョッとするほどの大声が、さっきまで心配していたことが
事実になったと告げている……。









































 私じゃないです!!!




 じゃあ誰だっていったら、私より前にご夫婦で問診を受けてたおじぃちゃん。
撮影が終わるまでジッとしてたところにスタッフが声を掛けると
「お漏らし発覚」となったようで、その騒ぎが蜂の巣を突いたようで……。


 「漏らしてんだよ、どーすんだよ」
 「誰か替えのシーツ持って来い!」
 「あと着替えも持って来てやって」
 「じゃあ、これにそっちで着替えてね」

 とまぁ、隣室の私に丸聞こえ、さらに。


 「なに、替えのシーツがないだと?」
 「シーツがないって、どーすんだよ」
 「どーすんだ、どーすんだ、なんかないのか?」


 全部聞こえちゃってます。
替えのシーツがないって、なんで? (T^T
予約人数間違った? 次、私なんですけど…。



 おじいちゃんはレントゲン室からトイレに移された様子で、
通路を挟んだ反対にいる私は身動き取れず。

 みんながみんなオタオタして、どうしたらいいやらという感じ。

おじいちゃんは悪くないのに、委縮したようで何だかお気の毒でした。
予備のジャージを持って来て履き替えるよう言っている模様なのですが
(見ていないので気配だけ)
それもまた問題だったようで、
「あぁ、ダメだよ直接履いちゃ」
 怒涛の注意に私まで戸惑うありさま。

矢継ぎ早に言われるんでおじいちゃんはさらに小さくなったようです。
「そのまま履いたらジャージに尿が着くでしょ、紙おむつ用意するから
そっちを履いてからジャージを履いて欲しかったんだよ」


 あれ、そんな説明してました? (少なくとも私は聞いていない)
しかしながら、そこにもこうした施設ならではの理由があったようで…


「薬剤に放射性物質が含まれてるから、迂闊に洗ったり捨てたり出来ないの」
 つまりはおじいちゃんが汚した 2枚のジャージは洗って使い回したり、
ゴミとして普通には捨てられないモノになったらしい……核廃棄物になる、とか?
あくまで聞きかじりなので詳細の詳細はわかりませぬが
ただの産業廃棄物では済まない、マジな大事(オオゴト)だったようです。


 そんな事態の発生が、なんで私の前なんだ!


 そこは放射性物質を扱うので検査を受ける本人とスタッフ以外入れないのですが
おじいちゃんでは頼りないので、

特例で奥様が呼び出されてやって来たところでようやく私の番になりました。

かなり時間は押してましたが予定には間に合ってたようです。
 予定通りトイレを済ませて、さらにダメ押しのトイレから出た瞬間、
技師さんと目が合ったという、絶妙すぎるタイミング(笑)


 ってか、替えのシーツどーなった?



 見たことないのでシーツの色が何色かは存じませんが
控室にあったバスタオルがユニットいっぱいに敷き詰められておりました。
企業、ならぬ医療努力……。



 かくしてそんな騒ぎを経過して検査は無事終わりました。
そう思いたい!!! っつーか、ひとつ引っかかるんですよね。
迂闊に洗ったり捨てたり出来ないって言ってたスタッフの言葉。
漏らした後をうっかりタオルやシーツじゃ拭けないってこと?
お掃除してないってことじゃないよね?


 あぁ、せめて紙でいいから拭いといて (´;ω;`)ウゥゥ