今日は休みだったけど、溜まってる仕事があるから、少しの時間だけ出勤。
やることももちろんあったけど、彼女に会うための口実的な部分もちょっとだけ。。。
彼女から正式に退職の届出があった。
10/20。
そこがリミットらしい。
今月、『その日』が来るのはわかっていたのに、
日付がロックされた瞬間、カウントダウンが始まった。
それが思考停止した瞬間。
事務所でPCに向かいながら仕事をしている中での会話だったから、
話の後から、ほとんど仕事にならなかった。
一応、PCには向かっていたけど、何をしていたかよく覚えていない。
その時間、彼女と仲のいい、ちょっと先輩のパートさんがいた。
俺が仕事をしている横で、
彼女と2人で、就職先の話や恋バナをしていた。
横で仕事していたから、ほとんど耳に入ってきた。
正確には、彼女の言葉を聞き逃したくなかった。
会話の内容は、
『もう随分、彼氏がいない』とか『彼氏どころか、言い寄ってくる人もいない』とか、
『就職先でいい人を捕まえちゃった方がいい』とか。。。
俺は何も言えずに、仕事をしながら、ただ、笑ってるしかなかった。
短い時間の間に、余計な事を色々考えた。
彼女の就職先は、警察の出入りする職場。
当然、警察官と知り合うことが多くなる。
先の見えない話をしてもしょうがないのはわかってるけど、
拘束時間が長く、その割に収入も休みもままならない今の立場の俺と、
社会的立場、待遇、環境のいい警察官。
まだ彼女に相手がいるわけでもないけど、
もしそんな人が現れたら・・・と余計な事が頭をよぎる。
恋愛や結婚は条件だけでするものじゃないのはわかってる。
もちろん、彼女と一緒になれたら、彼女を幸せにすると決めてる。
必要なら、仕事を変える覚悟もある。
仕事は必死に探せば、アルバイトでも社員でも、なんでもある。
転職が難しいのもわかってるけど、理屈としては『替えがある』って事。
でも、彼女はこの世の中で『たった一人』しかいない。
女性はたくさんいるけど、彼女は他にいない。
会社や仕事は、定年でもなんでも、いずれ退職して、離れていく。
でも、結婚して添い遂げてくれるなら、彼女は生涯、側にいてくれる。
自分で会社を興したり、独立したりしていれば、そう簡単にいかない事も多いけど、
会社に雇われているうちは、まだ彼女の為、自分達の為に選択肢を持てる。
時間にしたら、そう大した時間でもないはずだけど、
その短時間の中で、そんな事を色々考えた。
俺の中で、彼女と居られる選択肢を模索した瞬間だった。
多分それは、俺がこのまま彼女を諦めない為に、
必死で自分の中のマイナス思考に抵抗した瞬間だったのかもしれない。
今後、彼女と一緒に居られる為に、やれること、可能性。
彼女の中で、俺の存在が、例え『ただの職場の社員』であっても、
その現実を少しでも変えて行きたい。
時間はないけど、その為に出来る事を考える。
彼女は、俺のこと、どう思ってるんだろう?
年の差もあるし、直接的なアプローチは今までした事がない。
俺が、彼女の事を好きだなんて、微塵も思ってないかもな。
溢れ出そうな気持ちをいつもギリギリで押さえつけ、
彼女と接する時は、出来るだけ普通に話すようにしてる。
好意が俺の知らないうちに伝わる可能性もあるけど、
女の子の内面は、俺にはよくわからないから、それすらわからない。
そういう感情っていうのは、隠してても伝わるものなのかな?
女の直感って、そういう時も働くものかな?
悩んで、色々考えて、でも結局、気付くのは、彼女への募る想いばかり。
自分がどれほど、彼女に惹かれているか。
ただそれを、実感するだけ。
今、ふと思った。
『彼女は誰かに深く愛された事があるのかな』って。
自分では気付かない事、気持ちを告げられて初めて気付く想い。
相手が俺じゃなくても、今までにそういうことがあったのかなって。
『ただ君を愛してる』
好きだった映画のタイトルが頭に浮かぶ。
彼女の気持ちはわからないけれど、
俺の今の気持ちは、間違いなくその一言しかない。
普段、愛してるなんて言わないし、重みのある言葉だから、軽率に使いたくはない。
付き合う前から、言う言葉ではないかもしれない。
でも、それ以上の表現が見つからない。
彼女にすれば、ただ、重いだけの言葉かもしれないけど、
一緒になれたら、自分の気持ちを素直に伝える。
それだけは、ココロに決めてる。
クリスマスの頃、彼女が俺の隣にいる事を信じて、
もう少し、あと少し頑張ってみる。