black board -26ページ目

black board

不定期に小説を書きます

 


珍しい事もあるもんね。
先生なら嬉々として三年生の邪魔をしに行きそうなのに。

『アイツは実際邪魔しているぞ』

………だから今になって話している、と。

『まあそういうことだな』

あんのバカ先生………。

『それじゃ、さっさと進めるぞ。
お前ら、静かにしろ。文句はのぎせんが全て受けるそうだ。
ああ、応援合戦は心配するな。三年の後ろで適当に踊って叫べばいいとの話だ。
という訳で今から担当競技を決める。
小中と過ごしてきた中で、足の速い遅いはお前らが一番知っているだろう。
その辺りはお前らに任せるぞ。
因みに、明日は団の壮行会だ。
明日に持ち越すというのは無理だからな。
青島。お前は問答無用で団別対抗リレー参加強制だ。
以上」

粽はまくし立てるように言うと、黒板に種目名を書き並べていく。

そっか、リレーか。
腕が鳴るなー……

「ってちょっと待てやぁぁぁぁ!
何で私がリレー強制なのよ!」

私は机を叩きながら立ち上がり、怒りを露わにした。

え、人の目?
気にしてちゃ勝負に負けるよ。

「だってお前、女子で走るの一番速いだろ?」