不覚にも涙を流してしまいました。


正直、新選組の映画だから大部分が斬り合いとか血なまぐさいシーンばかりだと思ってました。

すいません。

沖田総司。土方歳三。。。。新選組のファンだったはずなのに、、、

「守銭奴」と言われる吉村貫一郎。
名は知ってる。。。。と言っても・・・
新選組の腕の立つ監察組。鳥羽伏見の戦いで戦死。
知ってることはそのくらい


中井貴一が吉村貫一郎役。
この人はやっぱり演技が上手いって思った。
お金に一生懸命になるのが滑稽な演技になるのだけど、人を斬るときの顔つき目つきはガラッと変わる。

それが演技なんだけど自然なの。


家族のためにその時代では大罪の「脱藩」をする。
その後の家族の苦労は知っていながら、その家族の貧困の悲惨さを救うため。

私は勘違いしていた気がした。
幕末の武士たち志士たちはみんなどんな考え方であれ激動の国を憂いて「脱藩」をしていると思っていた。

だから「義」というのはその考え方。やり方。
それぞれが正しいと思えば「正義」になるのだと思っている。

それは国を想ってだから・・・

でも、吉村貫一郎は家族を守る。それが「義」。
その為には金を貯め家族に仕送りする。武士の誇りの死よりも生きて家族を守る。その為に人を斬る。
斎藤一(佐藤浩市)に言った言葉。「死にたくないから人を斬ります」
腕の立つ武士の言葉とは思えない。。。

ただ、、、伊東甲子太郎に誘われたとき、お金で動かない吉村に少し驚いた。
吉村は金で動くと思っていたから。。。。
でもその時、、、「脱藩で一度は裏切った義を二度も裏切れない」

ああ、やっぱり武士の誇り「義」があるんだ。


泣けたのは娘のみつとの別れ。
この娘がかわいいの。家族のために脱藩する父親に抱きつく小さな体。

その息子は剣は立つけど父親似の優しい少年。


「生きるために人を斬る」
現代では考えられないくらい生死が近かったであろう幕末。
今のゲームや遊び半分では言葉にできない重さがあると思う。




ところで近藤勇。目がギラギラしすぎかな・・・でも考えてみれば田舎道場主。あえて言うなら百姓の息子。武士じゃない。
上品ではないだろう。
しかも新選組は「人霧(斬り)集団」と言われたところ。


・・・で、土方歳三。私は気に入ったわ土方役の野村祐人。
ただ、斎藤一役の佐藤浩市が大きすぎて薄くなったかな???


鳥羽伏見の戦いで斎藤が吉村に逃げろと囁く。
吉村が家族のために生きていることを知っているから。
そして最後のおにぎりを自分は食べなくても渡す優しさを知っているから。

この戦いをゾクゾクしながら観てる自分がいた。
徳川方劣勢の中、新選組と会津藩は優勢だったと聞く。

「とにかく刀を振り回せ。相手の腰にしがみつけ。そして逃げろ。生きて帰ってこい」新選組隊士にそう言う吉村に誰も弱虫だとか武士らしくないとはもう言わない。
生きてればまた戦える。それが戦であれ生活であれ。


そして、、、吉村の幼馴染の大野次郎右衛門。
三宅裕司が好演している。
妾腹の次郎右衛門が幼いころから遊んでいた吉村。

世継ぎが亡くなったために大野家に入り苦労して家老になった。

南部藩の命運を握る立場の元に鳥羽伏見の戦いで重傷を負った吉村が来る。薩長からは残党は引き渡すよう言われている。

次郎右衛門が吉村に言う。ここも泣けた。
「何故、ここに来た?大阪城に行けば助かる道もあるのに・・・私個人の命ならお前のために代われるが、、、南部藩20万石とお前の命を秤にかけられん」悲痛な言葉。
吉村は最後に南部武士として故郷に住む家族のために戦いたかったのだろうなあ。

「一室を貸す。武士の情けだ。腹を斬れ。」
藩の重職にある家老としては精いっぱいのことだったろう。
でも、、、泣けるよ。

ぼろぼろになった刀を見て自分の立派な刀を使うように言い、おにぎりを作ってきた家老。


朝、一室に行くと死んでいた。そこには壁に刀を息子に…と血でしたため、ぼろぼろの刀で切腹していた。
ぼろぼろの刀は斬れないから痛かっただろう。

なんと最後に潔い死にざま。あんなに生きることに執着したというのに・・・

その後、刀は大野次郎右衛門の息子、大野千秋から吉村の息子嘉一郎へ。
その嘉一郎は武士として戦うため刀を持って函館へ向かう。
父親も親友だったけど、この二人も親友だった。
この別れのシーンも泣けたよ。

ちなみに嘉一郎の妹みつは千秋が預かることになる。
そして結構最後まで出ていた大野家の荷物持ち(?)佐助。
(時代の流れでお取り潰しになった大野家。佐助はヤクザの親分になって陰ながら大野家を見守っていた。)


あ、函館戦争。あの戦いは大勢の戦死者がそのままにされて正確な人数も氏名も全部は残っていないと聞く。
あの土方歳三も、その一人。

映画では出てないけど、、、もしかしたらどこかで会ったのだろうか。
この嘉一郎はそのまま帰ってこなかった。(テレビドラマでは五稜郭に入り土方と共に戦ったらしい)

今も函館の地に眠る一戦士なのかもしれない。


この映画は、新選組の生き残り「斎藤一」の回想と偶然出会った吉村貫一郎の写真を持っている医者の「大野千秋」の回想で構成されているようだね。


この斎藤が大野千秋に吉村のことを「嫌いな男だった」と言うところは今の「龍馬伝」で岩崎弥太郎が龍馬を「嫌いだった」と言ってるのと同じ気がするのは私だけだろうか?


いや~やっぱり時代劇は好いね。目がハート





そして、、、、、、
省吾のアリーナツアー会場が決定!ヾ(@^▽^@)ノ

地元に近いところはなかったのは残念。せめて福井なら・・・・・・・遠征決定!
ん~~~大阪か、、、名古屋、、、長野?????

バスで5時間かな?車中泊にするか宿泊か・・・・φ(.. )

とりあえず、、、チケットが取れるかどうか、、、
数年前にチケットが取れなくて、それっきりコンサートに参加できてない状態。
今度こそ参加したいよ~~~~~お願い(。-人-。)