「炙りカルビ」って3回言える!?




アンは言えない…。
(=ε=*)チェッ







空を仰いで
そっと手を合わせる。




キミの命日。




空の上に
キミがいないことくらい
ちゃんと分かってるよ。



あたしが空が好きだから空を見上げるだけ。






キミは優しいから
歳の離れた弟のことを
ずっと見守っているかもしれないし、




キミは人が好きだから
この世のどこかで
人として生まれかわっているかもしれないもんね。






ただ、自分の心を見つめなおしたくて
キミに語りかけているのかもしれない。






少しも前に進めてないかもしれない。






それでも、変わらない想いがココにあるんだ。








臆病で泣き虫で、不器用すぎるあたしだけど…






それでもちゃんと
両足で立ってるよ。






静かな心で、キミに語れるようになったかな。




─命日─




1月23日。

キミの命日。






思い出すのは
キミの笑顔





思い出せるのは
15のキミ









心の中で



キミに語りかけることが多いときは




自分に迷いがあるときだって



自分で分かってる







最近…



昔のことを色々と思い出すんだ






いろんなことたくさん思い出して




巡りめぐって最後にキミに辿り着く













キミの分も生きるんだ…


人として人らしく…




悩みながらでも



もがきながらでも




ちゃんと自分を見失わずに生きてこう…て誓ったから






うまく生きれなくなると…キミに顔向け出来ないような気持ちになる















突然キミが逝ってしまったとき




あたしは泣きじゃくることしかできなかった






『この歳まで生きられたのが奇跡だったんだ』



…大人たちは言ったけれど




どんな言葉も
何の慰めにもならなくて





ただひたすら悲しくて



ただひたすら一人で泣いた







何をどう考え



どうやってその事実を受けとめたらいいのかわからなかった











キミのやわらかな笑顔が好きで



キミのその笑顔に絆されて



あたしも素直な笑顔を返せるようになったんだよ








キミが胸の内にしまい込んでいる



悲しみや切なさを知ったとき



いつも笑顔で



いつでもたくさんの人に囲まれているキミの





本当の強さとやさしさを知ったんだ











キミの分も…



キミが生きれなかった分も



あたしは精一杯生きなくちゃ…



そう胸に誓って



少しずつ前を向いて歩き出したんだよね








だけど…



何度もそう胸に刻んでは



何度も躓いて



何度ももがいて



何度も『ごめんね…こんなあたしでごめんね…』心の中でキミに呟いた





うまく生きれない自分がイヤで




もうダメだって…全てがどうでもよくなって




消えてしまいたい衝動にかられて…








それでも



何度転んで



何度泣いても





何度でも立ち上がって



涙を拭いて



次の一歩を踏み出せたのは






キミのように



笑顔で人を幸せに出来る人になりたい…



そう心から願うから











あたしが自分自身を見失って



自己嫌悪に陥って



キミに笑顔を返せなくなったとき






キミの哀しそうな顔を初めて見た





それでもキミは
切なそうに微笑んでくれたよね






あのときに分かったんだ





自分が自分らしくいないと



大切な人の笑顔も守れないんだってこと







時間をかけて…



すごく時間をかけて…



キミとあたしの間に笑顔が戻ったとき






本当に嬉しかった





キミの笑顔も



自分が自分らしい笑顔でいられるようになったことも













あたしはまた躓いちゃったみたいだけど



ちゃんと立ち上がれるかな?







自分が大切にしたいものを…



大切にしようとしたら…




失敗しちゃったみたい







例え自分が傷ついても



守りたい笑顔を守れたら…それでいいって思った





でもきっと…それはただの傲慢さか自己満足だったんだ






強く意志を持とうとする度に…





それが挫かれるような状況になって





何かに阻まれてるような気持ちになった







自分が導いた現在だと
分かってるのに…





苦しいんだ…





何も変えられずにいる自分が…





もどかしくて悔しいんだ…









転んで埃まみれになって


汚れた手で涙を拭って



傷の痛みに耐えながら



本当にまた立ち上がれる?












でも…



でも…




あたしの中のキミはいつもやわらかな笑顔で…






キミのその笑顔を思い出してたら







なんとなく…



なんとなくだけど…



分かった気がする







自虐的じゃいけないし…






辛くても
ちゃんと前向きに生きないと






怖くても
ちゃんと素の自分で生きないと






本当の意味で



大切なもの守れない








どの道を選んでも苦しむことになると気づいて





やりきれなくなって



逃げ出したくなって…





一度にいろんな悩みに苛まれて…何かをどうにかしなきゃいけないような気持ちにせき立てられてた










まだ時間がかかるかもしれないけど…






ちゃんと自分らしさを取り戻して






自分らしい笑顔でいられるようになったら






ひとつひとつのことを乗り越えて






いつか





大切なものを守れるようになるかもしれない








そうしたらまた



『あたしらしく生きてるよ』って



笑顔でキミに報告できるときが来るよね










何度でも立ち上がろう…


そう決めた






たとえ足を引き摺ってだって…



ほんの少しずつでも前に進めるはず












思い出すのは
キミの笑顔




いつも真っ直ぐな
キミの笑顔