きのうの月○


今日の月○


あたしにはいつも、お月様は笑っているように見える。
清々しく澄んだ柔らかな光で、包み込んでくれているように思える。
月の神様は、それはそれはびっくりするほどの美人だという。(あたしには神様は見えないけど)
なんでいつも微笑んでいられるの?
あなただっていつか、無くなってしまうのに。
眩い光も漆黒の闇も…すべては尊きもの。光だけでも、闇だけでもないから。
そこから見る地球が、その上で繰り広げられる生き物たちの営みのすべてが、愛しいのだと…あなたは変わらぬ笑顔で言うのだろう。
いずれ無くなろうとも、存在したこと自体が、その事実が、尊きことなのだと目を細めて。