CZダイヤモンド??? | もうひとりのあなた

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忙しく働く日々の中で失った「自分らしさ」を見つけようとしている日記

勉強のために、Yahoo!のジュエリーショップをつらつらと見ていたところ


CZダイヤモンド


の文字が目に入りました。
CZダイヤモンド!?  何それ...


CZ → キュービック・ジルコニアの略。人造石(人工石)です。
ダイヤモンド → 言わずと知れた現代の宝石の王様。長い年月をかけた自然の産物。


CZとダイヤモンドは、できかたも構成要素(化学組成)も全く違い、完全なる別物ですが、CZの屈折率はダイヤモンドに近く、一般の方は区別しにくい。
しかも、ダイヤモンドは天然石、CZは人造石=工業製品ですから、価格差は非常に大きい。


つまり、CZダイヤモンドと書いているのは


フェイクファー ミンク
ポリエステル シルク


と書いてあるようなもの。

「フェイクファー ミンク」なら、「ミンク風フェイクファー」の意味かな?と思う人が多いはず。
フェイクファー、ポリエステルの意味を知っている人が多いですから。
しかし、CZはキュービック・ジルコニアの略で人造石だと知らない方も多いのでは?
だから「ダイヤモンドみたいな人造石」とは思わず、「ダイヤモンドの種類?」と思う可能性が。


で、小さい文字で書かれた説明文を読むと「シュミレイテッドダイヤモンド」と書かれていました。
(日本語にするなら普通、シュミレートではなくシミュレートですよねあせる
つまり、「ダイヤモンドを真似した」ってこと。分かりやすく言えば「模造ダイヤモンド」。
でも、この英語はだれにでも通じるものじゃないと思う。
しかも、小さい文字。
こら~メラメラ


「ジュエリーコーディネーター」の教科書には

ジュエリーという商品は、売り手と買い手の間に、商品内容についての大きな知識差があるという特徴を持っています。そのことを考えるならば、ジュエリーという商品についての、正しい情報を提供することは、ほとんどが業者側の責任だといってもよいでしょう。

とあります。
正しい情報を提供しているかどうかは、買い手が正しく理解できるかどうか。
書いてあればいいってものじゃないでしょう。パンチ!


ドラッカーはプロフェッショナルの倫理として「知りながら害をなすな」と言っています。
「知らずに害をなす=過失」はできるだけ減らすとしても、ありうること。
しかし、「知りながら害をなす=故意・悪意」はプロの倫理に反し、愚かなマネジメントだと。
その結果は消費者離れで、企業自体に大きな傷をつけると。


最近、世の中には「知りながら害をなす」愚かなマネジメントがなんと多いことか。
(永田町とか、霞ヶ関とか、内幸町とか...)
自分がそうならないよう襟を正さねば。


あひる


ところで、別ブログに「ビジネスシーンにおけるジュエリーリング」というコラムをアップしました。
よろしければ、ご覧ください。(→