『乱脈』
静かに佇むだけの二人には
幾つもの願い事が 交差して行くように嘲笑うんだ
淋しさは当たり前のように 隠す事もできず
無造作に解き放つ 激情に支配されて行く
まるで 行き先の見えない俺達を嘲るように
時は沈黙を続けるんだ
忘れてしまいたいあの頃も
忘れたくないあの場所も
すべてが過ぎ行くままに
新たな胎動を求める二人の呼吸は 乱脈の中にさ迷い
また 互いを傷つけるために回帰するだろう
優しさを抱きしめる夜を
繰り返し嘆きながら
それでも 互いが生きていく事の意味を
生きるための答えを
探し続けて行くんだ