震災から三年…。
もうそんなに経つのか…。
あっという間だった。
あの日、電気・ガス・水道が止まった。
仕事は休みだったため、アパートの住人達とあまりにも大きい揺れについて言葉を交わす。
だが情報はほとんどない。
電池残量を気にしながらたった数分点けたワンセグの映像のみ。
そこには沖から陸地に向かう、幾重もの大き過ぎる波の様子が映し出されていた。
ガキの頃、何度も聞かされた大地震の後の津波の話。
大して驚かなかった。
アパートは海から遠く、被害と言えば、壁に入った亀裂くらいのもの。
他の状況は掴めず家族や職場の誰とも連絡が取れない中、ふて寝してた。
そう、どこか他人事だった。
実家は沿岸部。
海からは200~300mといったところか。
高台にあるわけでもない。
当然、被害は免れなかった。
それは地震直後からわかっていたこと。
覚悟していたこと。
だが、家族の一人を亡くした。
有り得ることではあったが、覚悟はできていなかった。
男だからとかってのは大して興味ないんだが、それでも自分自身冷静になるよう努め、姉妹をなだめる。
ある意味、目を逸らしてたな。
まともに向き合ったのは震災から二ヶ月程経ってからだった。
何かが中途半端。
今日、多くのテレビ番組で特集を組んでいる。
被災者の今、復興に向けてひたむきに頑張ってきた姿や未だ癒えない心の声には涙する。
国内外から寄せられるたくさんの支援のニュースを聞く度、感謝の言葉を念じる。
科学的根拠も示さず、イメージばかり先行させて風評被害を煽る連中には心底腹が立つ。
だけど、何かが中途半端なんだ。
被災者であって被災者じゃない。
被災者の側に立つことはできても、その心を完全に理解することはできない。
なんだろう、このすっきりしない感じは?
これでいいのか?
こんなことを考えてる自体、まだ恵まれているんだろう。
本当の被災者には殴られそうな贅沢なことを言っている。
やはり中途半端だ。
三年前、言われたことがある。
「君は物分かりが良過ぎるんだよ」
まだどこか心が追いついてないのか。
もうそんなに経つのか…。
あっという間だった。
あの日、電気・ガス・水道が止まった。
仕事は休みだったため、アパートの住人達とあまりにも大きい揺れについて言葉を交わす。
だが情報はほとんどない。
電池残量を気にしながらたった数分点けたワンセグの映像のみ。
そこには沖から陸地に向かう、幾重もの大き過ぎる波の様子が映し出されていた。
ガキの頃、何度も聞かされた大地震の後の津波の話。
大して驚かなかった。
アパートは海から遠く、被害と言えば、壁に入った亀裂くらいのもの。
他の状況は掴めず家族や職場の誰とも連絡が取れない中、ふて寝してた。
そう、どこか他人事だった。
実家は沿岸部。
海からは200~300mといったところか。
高台にあるわけでもない。
当然、被害は免れなかった。
それは地震直後からわかっていたこと。
覚悟していたこと。
だが、家族の一人を亡くした。
有り得ることではあったが、覚悟はできていなかった。
男だからとかってのは大して興味ないんだが、それでも自分自身冷静になるよう努め、姉妹をなだめる。
ある意味、目を逸らしてたな。
まともに向き合ったのは震災から二ヶ月程経ってからだった。
何かが中途半端。
今日、多くのテレビ番組で特集を組んでいる。
被災者の今、復興に向けてひたむきに頑張ってきた姿や未だ癒えない心の声には涙する。
国内外から寄せられるたくさんの支援のニュースを聞く度、感謝の言葉を念じる。
科学的根拠も示さず、イメージばかり先行させて風評被害を煽る連中には心底腹が立つ。
だけど、何かが中途半端なんだ。
被災者であって被災者じゃない。
被災者の側に立つことはできても、その心を完全に理解することはできない。
なんだろう、このすっきりしない感じは?
これでいいのか?
こんなことを考えてる自体、まだ恵まれているんだろう。
本当の被災者には殴られそうな贅沢なことを言っている。
やはり中途半端だ。
三年前、言われたことがある。
「君は物分かりが良過ぎるんだよ」
まだどこか心が追いついてないのか。




