小説広場

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祐と美紀は楽しく電車に乗った。お互い気があう。

祐は聞いてみた。

「彼氏はいるの?」

「いないよ」

「そうなんだ」

「祐はいるの?」

えっ・・・

今、名前で呼ばれた。

まだ会って小一時間もたたないのに名前で呼ばれた。

美紀はそのことについて全くきずいてもいない。

「あっ・・・いまはいないよ」

祐は答えた。

「へー、そうなんだ。だったらうちら、付き合おうよ」

「えっ・・・・そんな突然・・・」

あっ、美紀はあせった。

心にとめておいたことを口に出してしまったからだ。

でも、祐となら付き合ってもいい、そう美紀は思っていた。


時間が過ぎるのは早い。

もう上野駅に着いた。

突然の告白から20分、祐は決めた。

「わかった・・・俺たち、付き合おう」

「えっ・・・」

美紀は戸惑った。

まさかOKが出ると思わなかったからだ。

もちろん美紀はうれしかった。

上野に着いたときは9時を回っていたが、

美紀の家の近くの公園で二人は喋っていた。

公園には誰もいない。



続く

出会いは秋葉原だった。

某アイドルの公演を見た祐(ゆう、14歳)は、秋葉原駅に向かおうとしていた。

外は寒い。祐は冷えている手に息を吹きかけた。

やがて駅についた。

駅は帰宅途中の学生やサラリーマンでごった返していた。

あまりに寒かったのでコーヒーを買った。

財布を閉めようかしたら一人の女性とぶつかり、お金をこぼしてしまった。

「どうもすいません。」

女性は謝った。

外見を見てみると祐と同じ年頃の子だった。

「あのっ」

祐は振り返った。

「どこまでですか?」

女性は聞いてきた。

「上野までですけど・・・。」

祐は答えた。

「じゃあ、いっしょにかえりませんか?」

突然の言葉に祐は戸惑ったが、別に断る理由もなかったので祐はわかりましたと言い、電車に乗った。

「私、藤永美紀と言います。」

電車の中で名前を聞かれた。

「相川祐14歳です」

祐も名乗った

「14??偶然だね私も14だよ」

[えっ、そうなの?」

祐は年齢を言われるまで自分と同い年だとは気付かなかった。



続く