卵巣癌 遠隔転移 それでも元気…かな -5ページ目

病理検査結果


2009.1.6(火)

年が開け、抗癌剤治療のため再び入院。

この日、病理検査の結果が出ているという事で、夕方旦那と二人で聞いた。

私の病名は、右卵巣漿液性腺癌Ⅲc期と確定。

手術でも、腹膜にヒダの様に出来ていた癌と、腸壁に出来ていた癌は取れなかったとの事。

しかし、抗癌剤が良く効くタイプの癌なので、これから抗癌剤で潰していこうと。

と言う事で、6ヶ月後までの治療計画も決定!

TC療法を6コースする事になったのだ。

私には体力もあった。

体調も凄く良かった。

腫瘍マーカーも5800から50まで下がった。

きっと癌は消える!
私なら大丈夫!

そう思った。

無知というのは怖いものだ。



そしてこの日、GACKTのライブチケットが届いた。

私は行けるのだろうか…







術後


手術は無事終わった。

予定時間よりも2時間早く終わったらしい。

主治医の説明によると、リンパ節は腫れていなかったから取らなかったとの事。

手術室で、終わりましたよと言われた瞬間と、気管から管を抜かれてる瞬間の記憶しかなく、病室に戻ってからの記憶もあまりない。

一晩中全身を痒がって、看護師さんが見に来る度にはだけてたらしい。

翌日は一日中ゲーゲー緑の液体を吐き、最悪だった。

全ては背中から入れてたモルヒネの影響で、その日に抜いてもらった。

その後は順調に日々がすぎ、術後6日目に大部屋に移り、29日に無事退院したのでした。

2008年の入院生活はこれで終了!








手術


2008.12.18(木)

いよいよ手術当日。

16日に入院し、手術説明や麻酔医からの説明を聞き、手術担当の看護師さんも挨拶に来てくれた。

基本術式で、両側卵巣卵管、子宮全摘出。リンパ郭清。

子宮よ、いよいよさよならだ。
3人の子供を宿し、育ててくれた子宮。
生理もキチッときてくれてたし、君たちのおかげで長男の嫁としての仕事はしっかり出来たよ。

準備は万端。
手術室までは、看護師さんと家族とで行き、手術室の前で手を振って別れた。

待ち時間長いから、お茶行ったりしててねと言って。

所要時間は9時間と言われていた。

手術室に入り、思ってたより小さな手術台に乗り、座った状態で背中から麻酔を…痛いような、管が入っていく音と感覚が気持ち悪かった。

寝かされると、酸素マスクと、静脈から全身麻酔が…あっという間の出来事だった。