- 前ページ
- 次ページ
11月になってしまいました。
9月27日
私の大切な、愛する長男が、
33才で命を終えました。
先日忌明け法要を行いました。

今、ここに長男がいないことが
まだ信じられません。
ちょうど7年前息子に
脳腫瘍が見つかりました。
手術をして無事に仕事復帰、
その2年後に再発し
2度目の手術をし放射線治療や
抗がん剤の投与。
そして当たり前に仕事復帰をし
第2子になる長男が誕生。
それから4年半後の昨年冬に
3回目の再発、
新年早々に3度目の手術。
術後の回復も順調で予定通りに
仕事復帰しましたが
6月に4度目の再発。
進行が早く…
お盆明けには余命宣告。
介護ベットや車椅子を用意し
我が家に帰ってきた息子を
日中は
介護休暇をとったお嫁さんと
長女と3人で賑やかに過ごし
子供達が帰宅するとまた賑やかで
翌朝の登校に備えて
お嫁さんと孫たちは自宅に帰るので
夜は夫とふたり息子の横で眠り…
当たり前に私のご飯を食べ
夫とお風呂に入り、
翌日は少し意識がゆらゆらする中
訪問美容師さんにカットしてもらい
夜は夫が息子に添い寝して…
翌朝、
夫が仕事に行くねと
眠った息子に声を掛け出勤。
眠ったままの息子に
少し熱っぽいねなんて
話しかけてたら
大きな咳をひとつして
そのまま…でした。
短くて3ヶ月、
長くて半年といわれてましたが
わずか1ヶ月半でした。
一度も苦しむことも
痛がることもなく
声をあらげることもなく
穏やかに、
毎日私のご飯を
美味しいと言って食べ
まるで王様みたいにみんなに
世話を焼かれ、、
一生懸命息子のために
してやれることを探し
ただただ息子のために過ごした
そんな1ヶ月半でした。
我が子をふたりも亡くす…
自分の運命。
いつかだったか…
生命判断で
言われたことがあります
あなたは幸せな人生をおくれる人
その言葉をずっと
生きる支えにしていました。
その言葉はなんだったのでしょう。
それでも…
突然にまいこを
亡くしたことを思えば
覚悟をする時間も、
してやれることがあることも
細やかな救いでした。
お別れには驚くほどの人が
来てくれました。
友人、先輩後輩
先生や各指導者、
会社関係者、仕事のお取引先の方
会社に至っては
全支店早じまいして、
東海3県の会社関係各所から、
ご近所さんを始め
パパ友さんお嫁さんのママ友さん
高校、専門学校時代の友人
参列者の列が
いつ途切れるのだろうと思うほど。
親の知らない交遊関係が
そこにはありました。
私もお盆から休職している会社にも
そろそろ復帰しないとですが、、
自分勝手させてもらえる
夫の会社ですが、、
まだはじめの一歩が出ません。
お嫁さんも孫たちも夫も
みんな踏ん張っているのに
まだまだよわっちい私です。
日々の暮らしの中で色々考える。
以前、自分の前世の話を
きいたことがある。
森の奥のお城で優雅に暮らしてた。
仕えてくれる人達に囲まれていたけど
結婚して家庭を持つ前に亡くなって、
だから今世では家庭を持って
家族の為に尽くす
それが生まれもった課題だそうだ。
その時妙に納得したというか…
ストンと府に落ちたというか…
だから今の生活が
慌ただしくても余裕がなくても
大切にしようと思って過ごしてる。
その話をしてくれた知り合いに
ちょっと夫の事を愚痴りました。
忙しすぎて腹が立つことや…
私の思いを察してくれないことや…
そしたらね、、
無理よ、
あなたと彼の魂の立ち位置は
お姫様とシモベの関係。
彼はあなたのためには
誠心誠意込めて尽くすし
あなたを全力で守る事が役割。
勿論、あなたのためなら命も差し出す
とにかくあなたのために生きてる人。
でも、王子様じゃないから
あなたを喜ばすとか
気持ちを察して行動は出来ない。
でも、こうして欲しい
あれをして、これをして
あそこに行きたい、あれが欲しい
お願いすれば全力で、
必死で叶えてくれる。
それがあなたと彼の関係性よ。
なんか、笑える。
納得、そのまんまじゃん(苦笑)
夫に話した。
笑った。
夫は言った。
そうか、あなたはお姫様か、
だから我が儘で上から目線で
自分が一番偉い人で、、
俺は、シモベか、、
全くその通り
笑うしかないわ
俺の人生
あなたに尽くすためにある。
お互いの魂の関係に
妙に納得して
抗わずにこの関係を大切にしてたら
幸せなんじゃないか…
夫には気の毒だが(苦笑)
勿論、現実には夫はシモベでもなく
私の伴侶で
私に尽くしてくれることは
当たり前ではなく
感謝しないといけないし
私は私で夫にも尽くさないと
課題はクリアされない。
自分でも、
何で夫に対してこんなに
我が儘をいっちゃうのか、、と
思うことがあるのは事実。
魂のレベルの関係性って…
なんか考えさせられるお話でした。
今日は母の日
夫は今朝から接待旅行に出掛けた。
ベビーが退院してから親子4人で
我が家に来ていた次男家族も
今朝自宅に帰った。
私は自由を手に入れた(苦笑)
まずは美容院に走りカットして
それからいくつかの
ショッピングモールをはしごした。
どのショッピングモールでも…
カーネーションの鉢を抱えた人や
花束抱えた人、
若い男性、私くらいの年の人、
パパと子供連れ、
なんかね、、
いい光景だな。
義母に贈るお花を選びに
行きつけの花屋さんに行くと
そこでもやはりパパと男の子が
アレンジフラワーを選んでた。
あちらこちらのお家で
ママたちが喜んでいるんだろうな、
そう思うと私まで幸せな気持ちになる。
なんか…
たくさんの幸せの
お裾分けを頂いた気分です。
義母にはブルーの紫陽花の鉢と
大好きなケーキ屋さんの
シュークリームをチョイスして
プレゼントしました。
私は娘とお嫁ちゃんから
お花とケーキを頂きました。
昨夜次男夫婦に
次男が誕生しました。
産声を聞いて
1歳11ヶ月のお孫くんに
赤ちゃん見る?と聞くと
手を振っていい、いいと
それでも恐る恐る覗き込むと
「あれ、何?」(苦笑)
初ひとりお泊まり
おにいちゃんになった初めの一歩
夜中に目覚めて愚図るものの
固くなまでにママともパパとも言わない。
さて、赤ちゃんと同室になって
ママが赤ちゃんを抱っこした時
どんな反応をするのでしょう。
息子は1週間の出産休暇を経て
5月末まで育休で休みらしいです。
幼い頃から姪っ子たちのお守りを
上手にしていた次男は
とても子煩悩なパパ。
ふたりの男の子との生活は
どんなものになるのでしょうね
超未熟児で生まれて…
命の保証は出来ませんと
宣言された次男。
今当たり前にパパになってることも
奇跡のような現実です。
元気に生きててくれるんだから
多くを望むなと
夫に言われ続けた子育て期
あの頃…こんな日が来るとは
とても思えなかった。
もうひとり…
今度は女の子を産んで欲しいな…
相変わらず多くを望む
欲張りな私。
妊娠がわかった時
女の子がいいな…と呟いた私に
夫会社のお得意様でもある院長が
贅沢だよ、男の子結構。
たくさんのお孫さんに恵まれて
お家が繁盛してるじゃないですかと
そうですね…
多くを望んではいけない。
あるものに感謝しないとね。
7人目のお孫ちゃん
ようこそ我が家へ。