こんにちは。

みっこ、54才です。

昔、めっちゃ流行った

小坂明子の「あなた」って曲、知ってる?

 

 

夢のような結婚願望の曲です

 

幸せな結婚とは

大きな窓と小さなドアの小さな家にすむ

部屋には古い暖炉があり

ブルーのじゅうたんが敷き詰められ

庭には真っ赤なバラと白いパンジー

子犬と坊や

楽しく笑ってすごす

そして私はレースを編むのよ

 

流行ったのは1973年

わたし、まだ8歳!!!

でも、強烈にこの曲にあこがれた

 

こんな結婚がしたい!!!

結婚とはこーゆーものなんだ!!!

 

 

今になってこの詞を見ると

突っ込みどころ満載ですが

面白いなーと思ったのは

小坂明子さんはこの曲を作った時は高校生

結婚へのあこがれを曲にした

だから「あなた」はまだ不在なんだと。

だから

「横にはあなたにいてほしい

いとしいあなたは今どこに」

生身の人間の存在しない妄想

 

 

私が結婚したのは

「しあわせな結婚」にあこがれたから

恋愛して

プロポーズされて

新婚旅行行って

しあわせな結婚生活

一戸建てを買って

しあわせな結婚生活

 

 

私の母は時代を先取りしすぎたパワーウーマンだった

専業主婦VS兼業主婦論争がまだ盛んで、

まだ「女こどもは黙っとけ」という風潮が主流だった時代に

通信教育で資格を取り

フルタイムで働き

子どもの保育園を軸に新居をリサーチし

保守的で車なんて贅沢品だと免許すら持たない夫をしり目に

車の免許も取り

株にも手を出し、そこそこの結果を出し

家族の幸せよりも、自分のキャリアアップを優先。

本人も母親に虐待されて育ったため

子育てには苦戦

「ひきこもり」という概念がまだ存在していなかった時代に

息子は2年間部屋にひきこもっていた

 

私は猛烈に「昭和の普通の家庭」にあこがれていた

 

そこに登場したのが

昭和初期の古き良き日本の家父長制の文化どっぷりで育った夫

夫の義母は典型的な良妻賢母

子どものために

「家」のために

自分のすべてを犠牲にして

身を粉にして働き続けた

 

時が止まったような旧態依然とした価値観

しかしそれは私には安定、安心に見えた

愛にあふれ、献身的で、子どものためだけに生きる義母

私が実家でもらえなかったものがそこにはあった

 

結婚したのが24才

それとほぼ同じ年月、

私は夫と「あこがれの結婚生活」を送ってきた

 

その中で

ん?

あれ?

という瞬間が山のようにあった

 

それは

その結婚生活は、私らしさをすべて封印し

自分をすべて犠牲にして

夫の意見を尊重して

成り立っていたものだった

 

だから私にとって「離婚」とは

自分の原点にもどること

私にとっての「結婚」が

世間一般の「理想の結婚」の実現だった

そのために、私は

私らしさとか

私の人生とか

私の喜びとか

をすべて無視してきたんだ、ということを認めることなんだ