やっぱりエビリファイは効いていないらしく、また元の処方(セロクエル)に戻りました。





セロクエルは、脳内のドーパミン2受容体と呼ばれる部分をブロックすることで、ドーパミン神経系のオーバーート状態により起こる陽性症状を抑え込み、また、セロトニン2受容体をブロックすることで、ドーパミン神経系の働きがよくなり、陰性症状が改善すると言われているらしい。


簡単に言ってしまえば、セロクエルはいろいろな受容体に作用し、それらに蓋をしてしまう(ブロック)してしまう。




しかしエビリファイは、受容体の間に緩衝材のように入り込み、ある部分だけは(エビさんのクッションが効いていないところ)、伝達物質を通すらしい。



セロクエルが完全遮断に対し、エビリファイは、ある部分だけは通過するような仕組みになっている。

しかしその通過は必ずしも完全ではなく、エビさんの働きであるクッションの部分から、受容体に伝達物質が漏れ出してしまうらしい。

それどころか、少々間違った作用を起こしてしまったりもするらしい。



なので、安全性・薬の変更のやり易さ、といった面では、エビリファイよりもセロクエルのほうが、確実に安全だと思う。



しかしセロクエルも薬なので、副作用があります。

わたしの場合、飲み始めのとき、激しいめまいで、ぶっ倒れました。まあ、入院中だったので、別に大したことにはならなかったのですが。


あと、セロさんは、太ります。

これはセロの中に、血糖値を上げる作用があるから、らしいです。なので通常の食事をしていても、普段よりもたくさん糖を取り込んでしまうんですね。

ちょうどダイエットのリバウンドに似ています。


しかし、ある程度まで体重がバーンと増えると、そのあとは落ち着くようです。永久に太り続ける、ということはありません。

この体重増加は個人差が大きく、その人その人によって、増える量は異なりますが、まず間違いなく太ることは、確実です。(この時点で、うつが増します笑)





まあしかし、効果のほどはあります。

わたしも、セロクエルを飲んでいるときは非常に安定しており、気分のブレもそうありませんでした。


しかし今回、勝手に断薬して、またセロさんを入れると・・・また倒れるんだろうか。少々怖い。


まっ、自業自得なんだけどね~。



でもおそらく、高確率で気分は悪くなると思われます笑




では、明日からは恐怖の(?)セロクエル復活報告でした~。