ナノナイフ相談してきた | 卵巣がん…と、膵がんでした

卵巣がん…と、膵がんでした

乳がんで左乳全摘→ホルモン療法一段落→卵巣がん…だと?
→結局「膵がん」&「卵巣がん」確定で、ダブルキャンサーということに…さらにリ・フラウメニ症候群と診断されました。
属性 アラフィフ 家族は旦那氏+男の子2人のワーキングマザー

ひょっとしたらいけるんじゃないか……キラキラ

 

先進医療(ただし、膵がんについては厚生労働省の先進医療一覧には入っていません)の「ナノナイフ」。

都内で唯一やっている病院の専門外来に行ってきました。

 

今日も旦那氏に車を出してもらったのですが、病院前は

「黒のベンツ」

「黒のレクサス」

「黒のセンチュリー」が待機中……さすが都内でも随一のセレブ病院……。

 

「駐車場もすごかったらどうしよう」とドキドキして愛車のシエンタで乗り込んだら、すれちがったのはトドメのように白のロールスロイス~。

でも止まっていたのは普通に国産車も多かったです。ニコあせる

 

病院のロビーも吹き抜けにグランドピアノ、待合の椅子も全部ジャガード織張りのホテルライクなやつ。

ちょっと早すぎる時間についてしまったのですが、フカフカの椅子で優雅なひとときをすごしてしまいました。

 

ナノナイフの窓口である専門外来は、第一人者のM先生がおひとりで担当されてます。

非常にていねいな先生という話はうかがっていたのですが、これまでお会いした先生方の中でもベテラン感半端ない。

セカンドオピニオンでお会いした先生も含めて、テキパキとした話し方をされる方が多い中、ゆったりめの口調で今までの経緯をていねいに尋ねられ、その後に触診とエコーで診察。

そういえば消化器内科で、これまで触診ってされたことなかったな……パー

 

CTですら、素人目には今一つ何が見えているかもよくわからないのですが、それがエコーはもっとわかりづらい。

でも、M先生はCTの画像とエコーの画像を並べて、私のがんの状態についてわかることを一つ一つ説明してくださいました。

メインの腫瘍は3.1cm×2.9cm×3.8cmだそうです。

 

で、ナノナイフの適用可否についてですが……

 

M先生「まず、これまでの経緯とがんの大きさからして、ナノナイフでの根治はまず無理と考えてください。

膵臓の腫瘍の減量だけにフォーカスするということならば、今、CTにしっかりうつっている部分だけならやってみる価値はあると考えます。

ただCTでも超音波でも胃の周辺で腫瘍がどうなっているかがはっきりうつっていません。ひょっとしたらべったりと薄く広がるように腫瘍があるかもしれないし、骨盤などの方に広がっている可能性もあります。そうなるとナノナイフをやる甲斐はあまりない…ということになります」

 

先生とお話しして、腫瘍の様子の確認のためにPETをとってもらうことになりました。

PETで見てみて、がんが膵臓本体に集中しているなら、ナノナイフもできる。

腹腔内まで広がっているようなら、できない。

そういう判断になるということです。

9月中には結論が出そうです。

 

PETも放射線を使うから被爆するけれど……例のTP53の件を気にしていてたら先には進めない。

がんばれ、私の遺伝子。無駄なコピーミスをしてくれるなよグラサンハート

 

 

今日は超音波検査があるということで、お昼ごはん抜きでした。

つきあってくれていた旦那氏まで色々タイミングが悪くてお昼ご飯抜きになっていたため、診察終わった後は空腹が~。

結局、地元まで戻って、何度か行ったビストロで夕食にしました。

手指のアルコール消毒・検温はもちろん、アルコールティッシュでスマホまで拭くように言われる万全体制のお店です。

 

「ポルトガル風 タラとじゃがいもの卵炒め」というお料理がいい意味で想像と違った美味しさでしたもぐもぐラブラブ

グラタンあるいはスペイン風オムレツっぽい料理を予想していたのですが、タラ、オリーブ、そして千切りのじゃがいもを卵綴じ風に炒めたもので、なんとなく中華料理っぽい?!

「ハモンセラーノのクロケッタ トルコ風生野菜のソース」は、一口サイズのクリームコロッケに、サルサみたいなトマトざく切りのピリ辛ソースが合う一品。これも美味しかったラブ

ちょっと目先がかわったお料理を食べると、自分が食事を作る元気もでます。芋の千切り炒めや生トマトソース、今度自分なりにやってみよう。