以前「ココロのがん」のことを考えましたが、関連で、個人的によいと感じた記事を貼っておきます。
論者として好き嫌い分かれる方かもしれませんが、荻上チキさんの動画です。
ようは「ウェルテル効果」の逆で、報道やメディアの報道内容によって自死を抑制する効果ももたらせる、ということ。
モーツァルトのオペラ「魔笛」に出てくるお調子者の男、パパゲーノが運命の娘と出会ったあと、その娘と引き裂かれて嘆き悲しみ、死のうとしたところをメッセンジャーの童子たちに止められる…ところがモチーフなんですと。
オペラのこのシーン自体は、けっこうコミカルなんですが

わかりやすいっちゃ、わかりやすい。
この動画を見て、私自身の当時のブログの内容もあれでよかったのかな?と省みました。
ウェルテル効果を生むような内容じゃないと思うのですが…

当時の気持ちとして削除はしませんが、今後はちょっとこういうことも踏まえてブログを続けようと思います。
ちなみに「魔笛」は有名な曲も多くて、楽しいオペラ。普通のセリフも多いので、ミュージカルに近いかも。
映画「アマデウス」でも強烈な夜の女王のアリアや興行主のパパゲーノなどが出てきます。
ファンタジーなので、プロダクション毎に全然印象が違うのも面白いところです。
この新国立劇場の演出も素敵!