午前中は緩和ケアチームの先生方がご来室。
「つらいこと」「不安なこと」についてのヒアリングでした。
[私から]
①睡眠のリズムがめちゃくちゃで、しんどい。
②抗がん剤の副作用がこわい。
③帰宅して、子どもにどう接するべきか悩んでいる。
[先生方から]
①については、入院中の眠剤の種類を変えてみましょう。
②は抗がん剤をやってみて、適宜対応。
③は外来でも相談できるので、退院後にまた機会を作りましょう。
家族のことは、家族内では相談しにくい部分も少し伝えられたので、ちょっと気が軽くなったかな。
しかし、抗がん剤の不安は別!
お昼ごはんも控えめにしておいて、緊張…
吐き気止めの点滴のあとにオキサリプラチンからスタートです。
しばらくは順調…でしたが、針よりだいぶ上の方が痛くなってきた…?
「ちょっとこの辺が痛いです」
担当の看護師さん曰く
「腫れてはいないので、血管痛かな」
少し様子見となりましたが、じわじわ痛くなってくるので、もう一度看護師さんにお声がけ。
「……これは薬が漏れているかも。先生呼んできます!」
わりと間おかず、主治医U先生登場。
何やら手に注射器持っているし。
「皮膚科の先生に相談したら、抗がん剤漏れだったら、なるべく早くステロイドを打った方がいいってことなので」
その辺の動きの速さは、ホントU先生のいいところだな。
で、その注射は血管に沿ってチクチク何箇所も皮下注射するというもので、地味に痛かった

あとで皮膚科の先生も来てくださりました。
抗がん剤は細胞を殺す薬なので、漏れた場所に強い炎症や潰瘍を起こすこともあるんだとか

オキサリプラチンはほぼ終わりだったので、続きは右腕に刺し替えて再開!
次は消化器にクるというイリノテカン…
…んー。
……あ、ちょっとなんかキてるかも。
とりあえず点滴中は1回の腹下しで済みました。
夜にかかって最後のフルオロウラシルへ。
看護師さんと喋っていて気付いた。
「今、私、ろれつがまわらないような…」
舌の中央から根にかけて、動いていない感。
またも看護師さん、主治医を呼んでくる。
「ふみまへん、おそくまでおよびひて」

「いや、抗がん剤は初日が大事ですから」
喉が締まるような感覚がないことなどを確認して、様子見となりました。
1〜2日で収まることが多いそうです。
冷たい飲み物などは悪化させるのでストップ。
心配していた吐き気は現時点ではほぼ無し。
まずまず順調なスタートだったのではないかと思います。